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2020年09月22日

マウント取りの心理(マウント取りは治る)

(前回のブログ見た人はーーーーーーまでスキップ)

前のブログで、「日本での受験が苦しいなら、海外で受験するのがいいかも」
の話したんでしけど、
簡単に言うと


日本は「ネガティブを力にして、勉強する」傾向がある
倍率とか何番目以内に入らないといけないとか、勉強できないと、「それをわかんないのはやばいよ」みたいな。劣等感がついてきやすい。じぶんが周りよりできないと焦って力を発揮できる人もいる。

海外は「ポジティブを力にして、勉強する」
自分の理想を先生に聞かれる。”あなたは”何になりたい? ”あなたは”どう思うの?
その理想を達成するための目標を立てる。




こうなったら素敵だよね!っていう目標を見つけて、ひたすら頑張る。
でも自分の意見がないと始まらないし、自分と向き合わないといけない。他人が介入しないので、全部自己責任。


どっちが良くて悪いとかないけど、わたしはポジティブの力を使った方がうまくいった。



日本と海外の大学受験と何が違うかなって考えたら
色々あって、
・競争しない← 一回目の話
・責めない ←二回目の話
・劣等感をくすぶらない←三回目の話
・ほめて伸ばす←四回目の話
・先生との距離が近い←前回の話
・マウント合戦がない←今回の話
・自分がどうしたいのか聞いてくれる


一回目の話↓
https://fanblogs.jp/okanemocchininaru/archive/19/0?1600433689
二回目の話↓
https://fanblogs.jp/okanemocchininaru/archive/20/0
三回目の話↓
https://fanblogs.jp/okanemocchininaru/archive/21/0
四回目の話↓
https://fanblogs.jp/okanemocchininaru/archive/22/0
前回の話↓
https://fanblogs.jp/okanemocchininaru/archive/23/0

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



今日は、マウント合戦の心理について、話していきたいと思います。


結論を言うと、

「マウントは、自分の人生の操縦席に他人が乗っているときにおこる」




自分がそうだったのですが、私は中学生までお母さんが私の人生の操縦席を握っていました。成績が良くないと怒ったり、他人と比べたり、正直疲れてたけど小さい世界の中で自分はどうしたらいいのか、世界はもっと広いと知ることもなく過ごしてきたので、大人が言ったことが正しいと思っていた自分がいます。

シングルマザーだったこともあり、バカ素直だった自分は少しでも親に役に立ちたいなと思っていました。



偏差値が低い高校に行こうとすると、バカにするし

勉強したくないといっても「なんで、おかしいよ」と否定されたり、
「あなたは長く続かないとか」

勉強以外でも、何か自分の意見を言って、お母さんが気に入らないと、
「それ言ったら、嫌われるよ。」「そんなこと思ってるの?」

と全面否定してきます。


「考えは自由だけど、言い方はきをつけてね」とか
「そういう風に考えてたんだね」とかは言わなかったです。



大人は何も考えて言ってないけど、子供にはそれ以上に影響を与えると思います。

中学の時、国語の先生に「さくぱんは、全部否定から入るよね。」と言われたり、
友達に「毒舌だね」と言われてきたけど、今思ったらそれは親譲りだったかもしれません。




気づいたからには、自分は自分で変えられるので、直す責任があるけど。





高校受験も自分がどれだけできたかすぐ自慢してました。でもそれが、マウントの元だと気づいたのは自分を親のいない海外に環境をおいたときで、




自慢しなくても認めてくれる人がいる




何もできなくても、自分の存在そのものを認めてくれる人がいるのが
すごく楽で、何者でなくても生きてていい。堂々としててもいいんだ。という最高の社会でした。




(仕事をなくしちゃった男の人がベンチに座ってて、「ホームレスになっちゃったw」っていって、「大丈夫、君なら何とかなる」と知らない人が笑顔で応援してるのを見て、心があったかくなりました)





何も持ってない自分でも、堂々としてる自分を認めてくれる環境では、マウント取りが勝手に消えていきました。「ホームレスになったよ」「自分これできるようになったよ」と自然な自慢(というより報告)はしますけど、
「みろーーーーすごいだろーー!」「あなたよりすごい」的なことはやらないです。
自分が自分を見てかっこよかったら「俺かっこいい」というけど、自分の劣等感を埋めるために這い上がるエネルギーではないので、誰も不快に感じないです








日本にもどると、マウント人間に戻ってしまったのですが、マウント取らないと目立てない、認めてもらえない。
はっきりしたラベル「何者か」に興味がある人が多い社会なので、「何も持ってない私を愛して!」みたいなのは難しいです。



それに、今の上司といわれる世代は、かなり劣等感がある人が多い
それを埋め合わせるために、社長になったり上に上りつめる人が多いので、マウントとるが当たり前の世界になってる気がします。





いい悪いというより、マウントは単純に自分の首を絞めて、他人の劣等感をくすぶるだけなので
マウント社会は終わりにした方が、楽しい世界になる気がする


でも、それがやめられないのもわかります。だって自分がそうだから


難しいです、でもなるべくマウント取らないように、人に劣等感を与えないようなしゃべり方を心掛けてます。



ただただ自分の存在そのものを社会が認めてくれている、愛してくれてる環境は、受験も就活もうまくいく気来ます。(自分が人間だと認めてもらうための受験や就活はうまくいかなかったし、心の健康に良くなかったです)



もともと家族に恵まれてる人や、友達が素敵な人だったらいいですが、

母親であれ、自分そのものを認めてくれない存在の近くにいない方が楽しく生きれます。
マウントはそれぐらい自分を大切にしないと、なくならないです。


まとめ
・マウントは社会が作る劣等感
・親も、劣等感だらけだった場合が多い
・直すんだったら、若いうちから(つまり今)
・自分のダメな部分もいい部分もすべてを認めてくれる環境を作る
・日本のマウント文化は根深い



今回は、あまり明るい話題ではなかったですが投稿して後悔してないです。
少しでも、皆さんの人生が楽になりますように!

次回は最後の回、自分がどうしたいか、自分がどう思ってるかいうこと
についてです!じゃね!


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さくぱん
19歳(2020時点)で、実家暮らし。 東京生まれで、裕福な家庭に育った。祖父は会長で(元社長)両親とも学歴の高い公務員だった。弟も国立の偏差値70を超える頭のいい学校に通い、めちゃくちゃ恵まれている。 だがしかし、そこには大きな欠陥があった。それは私だ。 中・高校受験すべてで失敗し、滑り止めとして受かった高校は途中はやめて海外へ 日本に戻ってきたものの、英語は中途半端で大学受験もうまくいかず(自分から放棄した)、中卒の私は肩書もなくバイトを掛け持ちし、狭い思いをして実家にいるのだ。 そんな私が、実家から抜け出し金持ちになるまでの過程を葛藤や苦悩や喜びを分かち合いながら見ていくというブログです。
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