まずは水仙賞(3歳500万以下・中山芝2200M)
勝ったのはアルカサル。
レースの流れとしては、早めの平均ペースといったところか。G1になるとこれよりも早くなる事が多いが、3歳のG2以下だとこのくらいの距離で、これより早く流れる事はまれ。こういう厳しい流れになると、ゴール入線は接戦にはならず、ポツン、ポツンの馬の間隔が空いてのゴールとなりがち。
つまり、このレースのレベルはこのクラスにしては非常にレベルが高く、逆にここで大負けした馬も、少しレースレベルが落ちると上位にくる。ここで大負けしたからといって、見限ってしまうと次走られる。負けた組にも注意が必要。
しかしアルカサルは強い、大物。中山芝コースでは、G1は別にして唯一といって良い地力が問われる2200M。
ここでのハイレベルレースの横綱相撲は、無事なら将来を約束されたようなものだ。
アルカサルの血統については言うまでも無いと思うが、父ドリームジャーニーとは似つかない大型馬。この兄姉は父の馬格に拘わらず大型馬ばかりなので、母の血も大きく影響されているのだろう。
そして性格的にも現状は父ほどうるさくなさそうなので、馬体も成長したともいえる。
兄ジュベルムーサと比較すれば、柔らかい歩様なので、芝での活躍も納得。馬格通り大きなストライドなので、ぜひダービーで見たい馬だ。
今後は青葉賞が有力との事なので、ぜひ勝ってダービーへと駒を進めてもらいたい。
一方このレースを演出したのがヒプノティスト。
パドックでも落ち着いていて、バランスの良い中型馬。
これまで差しの競馬で上位を賑わせていたが、今回思い切った脚質転換。この内容だとこのキャラの方が良さそうだ。
近年はスローの競馬が多く、逃げたくない馬が多い。まあ人間がそういう風に持っていく訳だが、血統から考えても切れ味勝負なら勝ち切れないのが見えているだろう。
ともかくこの内容で有れば、クラス卒業は時間の問題。相手や展開に恵まれれば、重賞路線でも活躍しそう。今後も目が離せない馬だ。
負けた組では、アイネルアトゥーをしばらく追いかけたい。
馬体は小柄でスラッとしていて中長距離に向くと思われる。でもダートでも結果を出しており、パワーも有るタイプなのだろう。
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