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2021年05月02日
女性という生き物は最悪の事態でも終りを迎えようとしない。
女性という生き物は最悪の事態でも終りを迎えようとしない。
「彼に君との関係は遊びだった」と言われても、女性の恋愛は終ることはない。好きな男性に酷いことを言われれば言われるほど燃え上がるのが女性である。
これが女性のしつこいところか。
あるいは重くてウザイところか。
はたまた執着と執念か。
しつこい?重い・ウザイ?そんなことはどうでもいい。
これは、執着でも執念でもない。
ただ、真実を確かめたいだけなのだ。
女性という生き物は最悪の事態でも終りを迎えようとしない。
女性という生き物は本当のこと「真実」を確かめたいのだ。
こうして彼女は私の鑑定を受ける。
状況を詳しく聞く。隅から隅まで。
前半は心温まる話。
彼に結婚願望があることも聞いた。
子供を3人作って温かい家庭を作りたいことも。
後半はヒドイ話。
「君はセフレだ」
「君とは遊びだった」
男性の開き直った破壊活動の話も聞いた。
前半、後半、どちらも彼である。
どっちを信じるか?
どっちを信じていいか?たぶん、女性たちには分からないと思う。
だが、私には分かる。
信じるのは前半の彼だと。
なぜ、そういうことが言えるのか?
それは私の深い洞察力によるもの。
これは私の長年の直観にとるもので、うまく説明はできない。
私には分かる。
信じるのは前半の彼だと。
そこまでたどり着くのは、カウンセリングの力によるもの。長いこと話を聞けば見えてくるものがある。前半の下りと後半の下り。彼と彼女の気学上の運勢によるもの。手相による鑑定。6万人以上鑑定してきた経験。それらを総合して、私にはわかる、信じるのは前半の彼だと。
また女性には分からない「男脳」の生き様がある。彼の位置は、丁度遊びが終了するところ。20代の挫折、命をかけた修羅場をくぐり抜けて今日の地位を築いた。
一般男子が遊んでいる間に彼が命がけで仕事をした。男は成功すれば悪いステータスの道に走る。オンナと酒、高級車に豪邸住まい。贅沢のキリを尽くす、悪いステータスの時代がある。
だが、これは真の成功ではない。外道の成功だ。彼はそのことに気づいた。真の成功は外道の道ではないと。真の成功は結婚して子供を作って温かい家庭を作ることだ。
世界の一流の人間はみんなそうしている。やっと彼はそれに気づいた。彼はたくさんの本を読んでいる。彼の読む本は世界の成功者の本。この本にはこう書いてある。外道の成功より真の成功を目指せと。
「前は酒と女に狂っている。少々金持ちになったからといって威張って調子こくな。このままではいずれ事業は失敗するぞ。外道の道ばっかり行っていると、借金で首が回らなくなるぞ。
彼はそのことをうずうす感じていた。
彼が365日、休まず働くのはそのためだ。
いつも恐くて怖くてたまらないのだ。
いつこの仕事がダメになるか心配で・心配でたまらないのだ。
事業に失敗したら首を吊るしかない。
彼の心の中にはつねにこの恐怖が渦巻いていた。
そして彼は孤独だ。
つまり、経営者とは孤独との戦い。
起業して10年、やっと彼は経営者らしくなってきた。
私はみている。
やっと彼は経営者らしくなってきたと。
そのために、成功したいのだろう。
成功するためには外道の道では成功しない。
外道とは、オンナ酒に溺れた不健康な生活。オンナにモテたくて、あっちこっちにオンナのいる店にいくやから。複数のセフレ、複数の都合のいいオンナを作るやから。こういった道を外道と呼んでいる。彼もそれを経験した。そしてここから卒業しようとしている。
卒業する理由は、真の成功者になるため。
つまり温かい家庭のバックボーンが必要となった。男はなんのために働くのか、何を喜びとして生きていくのか、腐れ外道を求めていては真の成功と真の幸せはないと、やっとそれに気づいた。
私はそのことに気づいた。
彼女と長い鑑定で、やっとそのことが分かった。
それから先は、彼の真の目的について話し合う。
彼女もそれに気づき、話は希望に満ちた前向きな話し合いとなる。
そして、その日の鑑定は終った。
それから1ヶ月後、彼女から鑑定の依頼があった。
私はてっきり彼女は前向きになったと思ったが、彼女は後ろ向きになっていた。まあ、女性という生き物はこれだからね。今日は前向きでも明日になれば後ろ向きになる。これはいつものこと。私は飽きずに、また前向きの話をする。
彼女にはどうしても引っかかるものがある。
それは彼の言葉だ。
「君とは遊びだった」
この言葉が頭から離れないらしい。
女性は言葉に弱いからしょうがないか。
前後左右をみての判断ではなく、一方的に言われたあの言葉が、頭の中にこびりついて離れない。私はこびついた彼のヒドイ言葉を引きはがす作業に入らなければならない。こいうことが永遠続く。
鑑定はトータルでみる。
ヒドイ言葉、汚い言葉だけでみない。
その人の人間性をトータルでみる。
小さいことに拘れば大器を逃す。
小異を捨てて大同につく。
彼のヒドイ言葉は、小異だ。
このヒドイ言葉は捨てて、大同につくこと。
これが彼とうまくいく方法だ。
言葉に惑われる女性たちに、彼という男性の心の声、彼の真の目的はなんなのか?それを伝えるのが私の役目である。女性たちが思っているほど男性はそうではないよ。これをありとあらゆる方法で伝えている。