2016年01月30日
ステファンカリーのすごさ。
昨年のチャンピオン、ウォリアーズ、今シーズンも今のところを、さらに周囲を驚かす好調ぶり。ここまで、42勝4敗。ブルズの72勝ももしかしたらというところまできている。
ブルズ以降、ここまでもしかしたら行くかもと思わせたチームは初めてだ。
なぜここまで、強いのか?
一つ確実に言えるのは、ステファンカリーの存在。
見た目は、レブロンとかみたいにごつくないし、そんなにスピードがあるような感じでもない。ただ、誰もが認めるのが、3Pの精度と、ドリブルテクニック。
でも、ちょっと考えてみると、確かにNBA選手の中で上位には入るかもしれないが、3Pもドリブルも、ほかの選手も十分うまいわけで、カリーだけが、ほかの選手よりも、例えば、3Pのパーセンテージも倍とか入るわけではない。
僕が思うカリーの一番すごいところ、ウォリアーズがここまで勝てるのは、ここぞって時に確実に点を取る能力だと思う。
例えば、15点差ぐらいでウォリアーズが勝ってるとする。ところが徐々に点差を詰められて、残り15秒ぐらい、10点差になったとする。さらに、相手ボールで始まり、残り3秒で決められて、第3クォーター残り3秒で8点差に詰められたとする。
ここで、普通ならというか、たいがいは、ウォリアーズボールから始まっても遠めの3P決まらず、8点差で第4クォーターってのが大概のケースだと思う。
カリーはこの時間がほんとに強のと、あと諦めずになんとか点差を広げて終わろうとする。
こういう場面で、カリーが遠めの3P決めてやっぱり11点差みたいな場面をよく見かけると思う。
追いついて8点差で追い上げムード第4クォーターに行くのと、最後決められて詰めたのに広げられて11点差で行くのでは、かなり違うと思う。最近ではマイケルジョーダンとの比較もちょこちょこ出るようになってるこういうところだと思う。
レブロンには逆にこういうところがあまりない。大事な場面でフリースローでさえ落としてるのをちょくちょく見かける。コービーなんかもかなりこういう場面には強い印象だけど、カリーのそれとはちょっと違う。
ジョーダンを見ていた当時、ジョーダンはとにかく負けなかった。初優勝までには7年かかったみたいだけど、一度優勝してからはなんだかんだで、最後はブルズが勝ってた。
ワールドカップなんかと比較するのは、少し違うかもしれないけど、フランスの、ジダンとけでも、出た大会すべて優勝というわけではなかった。
ただ、全盛期のジョーダンが、かりにワールドカップに出てたら、全部優勝してしまいそうな気がする。そのくらい、ジョーダンはすごかった。ファイナルMVP6回なんてのは、この先出てこないと思う。
カリーは、この辺のなんだかんだで勝っちゃう感じを持ってる気がする。
この先、ウォリアーズの4連覇とかありえると思う。そのくらい、何かを持ってる。
あとウォリアーズについて言えば、カリーの周りを固める選手の相性がすごくよい。
カリーのあんまりよくないところと言えば、ディフェンスというか身長や身体能力の差でどうしても少し劣ってしまうのと、PGとしてはゲームメイキングだと思う。この辺りを周りがうまくバランスをとってる。
ドレイモンドグリーンなんかはほんとに、カリーの恩恵とカリーの良くないところを補ってるいい例だと思う。ブルズで言うピッペンみたいな存在だと思う。
キャブス&レブロンおしの僕としてはつらいところだけど、今年もよっぽどウォリアーズの優勝な気がする。
仮にキャブスが逆に42勝4敗でも、プレイオフでスパーズに負けたりしそうだけど、ウォリアーズは、ほぼないと思う。
それが、カリーの持ってる何かだと思う。
![](https://www14.a8.net/0.gif?a8mat=2HM8GG+4T96L6+1WW0+C4TB5)
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