2014年03月20日
あと3年で世界が終わるなら
私の大好きな作家である、伊坂幸太郎さんの作品のひとつ、
「終末のフール」を紹介します。
明日、世界が終わるとしたら、何をしたい?
という会話はよくあると思うのですが、
これは、8年後に隕石が地球に落ちますという発表がされてから、5年経った頃の人々の話です。
隕石落下の発表直後の混乱も収まり、それぞれのペースで3年後を待つ人々が描かれています。
★結婚10年でようやく妊娠することが出来た「美咲」
産んであげても3歳までしか生きられないし、
でも産まなかった場合、なんらかの理由で世界が終わらないかもしれないし、
だから産んでも産まなくてもこどもに怒られそうだなぁ…と悩みます。
★いつも通りボクシングの練習を続ける「苗場」
彼は明日死ぬとしても変わらない生き方をするそうです。
「あなたの今の生き方は、どれくらい生きるつもりの生き方なんですか?」
という言葉が、印象に残りました。
★恋人を見つけるという目標を立てる「美智」
5年前の混乱の中で両親を亡くした高校生の美智が、
3年後から一緒に「冬眠」をする恋人を探します。
明日世界が終わる、3か月後に世界が終わる、とはまた違う「3年後に世界が終わる」という状況の中で、
人々はギラギラすることなく自分と向き合っています。
彗星を間近で見れる瞬間を楽しみに待つ、天体オタクの「二ノ宮」が、
私は好きだなぁと思いました。
★読んでみたい方はこちら→終末のフール
★漫画版もあります。→終末のフール (ヤングジャンプコミックス)
ネットで本を買うなら送料無料の「honto」で!電子書籍も国内最大級!
「終末のフール」を紹介します。
明日、世界が終わるとしたら、何をしたい?
という会話はよくあると思うのですが、
これは、8年後に隕石が地球に落ちますという発表がされてから、5年経った頃の人々の話です。
隕石落下の発表直後の混乱も収まり、それぞれのペースで3年後を待つ人々が描かれています。
★結婚10年でようやく妊娠することが出来た「美咲」
産んであげても3歳までしか生きられないし、
でも産まなかった場合、なんらかの理由で世界が終わらないかもしれないし、
だから産んでも産まなくてもこどもに怒られそうだなぁ…と悩みます。
★いつも通りボクシングの練習を続ける「苗場」
彼は明日死ぬとしても変わらない生き方をするそうです。
「あなたの今の生き方は、どれくらい生きるつもりの生き方なんですか?」
という言葉が、印象に残りました。
★恋人を見つけるという目標を立てる「美智」
5年前の混乱の中で両親を亡くした高校生の美智が、
3年後から一緒に「冬眠」をする恋人を探します。
明日世界が終わる、3か月後に世界が終わる、とはまた違う「3年後に世界が終わる」という状況の中で、
人々はギラギラすることなく自分と向き合っています。
彗星を間近で見れる瞬間を楽しみに待つ、天体オタクの「二ノ宮」が、
私は好きだなぁと思いました。
★読んでみたい方はこちら→終末のフール
★漫画版もあります。→終末のフール (ヤングジャンプコミックス)
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