エコノミークラス症候群を防ぐ方法: speak true

2016年04月23日

エコノミークラス症候群を防ぐ方法

photo by Andy Arthur
このたびの平成28年熊本地震により被災された皆様に、心よりお見舞い申し上げます。
被災地の一日も早い復旧を心よりお祈り申し上げます。
２０１６年４月１４日以降続いている、熊本地震発生のため、情報が届かない？（特に新聞）所もあろうかと思い、この記事を書きました。少しでも皆様の参考にらればいいのですが。今から２０～３０年程前、海外旅行を飛行機で長時間移動したあと、飛行機を降りて歩き始めたとたん、急に呼吸困難やショックを起こし、ときには亡くなることが発生した。これが「エコノミークラス症候群」と呼ばれる病気の典型的なケースだそうです。

何が原因なのか？

☆　水分不足・長時間、同じ体勢でいたことによって、脚の静脈に出来た血の塊（血栓）が、動き出すことにより血管内を移動して細い血管に詰り肺塞栓症を発症してしまうのである。

☆　これと同じことが、災害時の避難生活、特に避難所での集団生活（トイレを我慢するため水分を控えたため、血液がドロドロになり血栓が出来やすくなる）や車の中で長時間、同じ体勢でじっとしている事が同じ状態になったと思われる。

防ぐためにどうすれば良いのか？

photo by 読売新聞
対処法として以下の事が有効と思われるのだが、実行してみてはいかがだろうか。
☆出来る限り運動そして、水分補給・アルコールは禁物（命取り）

１．運動：脚のむくみを解消しましょう
　　イ・つま先を上げ下げしましょう。
　　ロ・足のゆびをグ－パー結んで開いて。
　　ハ・足首を回す。
　　二・両足を曲げた状態からヒザを交互に片方ずつ伸ばす。

２．水分補給
　　イ・１日２㍑を目処としてがぶ飲みはせず数回に分ける。
　　ロ・アルコールは脱水作用があるので逆効果である。
　　ハ・禁煙した方がいいらしい。

エコノミークラス症候群になりやすい人

・高齢者
・妊娠中、出産直後の女性
・生活習慣病（高血圧、糖尿病、高脂血症）などの患者
・肥満の人
・骨折などのけがをしている人
・心筋梗塞や脳梗塞を起こしたことのある人がん患者
・経口避妊薬を飲んでいる人

タグ：災害　地震