2016年04月19日
オリンピック控えた 中南米旅行 ジカ熱に注意
photo by coniferconifer今夏、ブラジルで開催されるリオデジャネイ五輪・パラリンピックだがジカ熱ウイルス感染に注意が必要だ。
ジカ熱はジカウイルスを持った蚊に刺されることなどで感染する。
日本では今後、５月以降から活動時期に入るので警戒が必要である。
photo by Zika Virusジカ熱に潜伏期間は２〜１２日、症状はデング熱やチグニア熱と似ているが症状が軽く出ない人も８割いるが、感染から約２週間は血液中にウイルスが残るため蚊に刺されると二次感染に繋がる可能性がある。
✬ 二次感染はどう広がる
・ジカウイルスを持った蚊に刺される
↓
・刺された人が二週間以内に違う蚊に刺される
⇣
・その蚊がほかの人を刺す、ウイルスが感染する
⇣
・ウイルスが感染した人との性交渉による感染と胎児
photo by CDC◎ ジカ熱の予防・二次感染の予防はどうする
予防
・ジカ熱の流行地域への渡航を控える
・渡航者は蚊に刺されない為、長袖・長ズボンを着用して肌の露出を抑える。
・肌の露出部分には、蚊よけスプレーを使用する。
二次感染の予防
・ジカ熱の流行地域渡航者は、帰国後２周間以上は蚊に刺されないよ注意する。
・男性は４週間はパートナーとの性交渉を控えるか、コンドームをを使用する。
・女性はジカ熱の流行地域への渡航はしない。
妊婦のジカウイルスの影響について下記のような報告もある。
〈１〉小頭症の赤ちゃんを出産した母親は、特定の妊娠時期（初期〜中期）にジカ熱に感染していた例が多い
〈２〉小頭症の発症率が、ジカ熱感染者の母親では高い
〈３〉ジカウイルスが神経細胞に障害を与えることが実験で確認された
photo by coniferconifer以前書いた記事 ：デング熱対策は大丈夫？
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