ここから始まるドリームロード

言葉って面白いです。


同じような意味でもニュアンスの違いで意味が変わってきます。



あなたの彼氏になりたい。

これは、すごく謙遜している表現ですよね。



俺の彼女になれ。

これは、すごく上から目線で言わば命令とも受け取れます。



しかし、どちらも最終的な意味は同じです。


要は、自分の恋人になってほしいのです。




この点においてのゴールはそこですよね？




では、少し振り返ってみると、意味は同じなのに言い方一つで受け取り方は180度違いましたね。



彼女になって下さい。

彼氏にして下さい。


彼女になれ。

彼氏にしろ。




男目線での見方ですが、どちらも言いたいことや意味は分かると思います。


じゃあ、どちらの言葉を使った方が良いかと聞かれたら殆どの人は上を選ぶでしょう。


感情を持つ人間は心のゆとりで安心します。



字の如く、安定した心が必要なのです。




誰かと一緒に居たいと思うのは、安心が得られるからと仮定すれば、自己満足な付き合い方をする人は居なくなるのではないでしょうか。



俺の彼女になれ。と、言ってスタートしたカップルは、いつまでたっても彼女側に安心は得られないのでは？と、疑問が生まれます。


ただ、一緒に居る時間が長くなる程、安心は得られるかも知れません。

しかしそれは、この人じゃなくても良いのでは？と、再度疑問が生まれませんか？



感情が敏感な上、言葉一つで勘違いも生まれます。


ボキャブラリーを増やすことも大事ですが、相手がどう受け取るだろうか？と考える力も同じくらい必要なのではないでしょうか。



それが、人間が出来る......いいや、人間だから出来る行動だと思います。