【PM2.5】ハンディ測定器が販売されている

　「PM2.5」の測定機器が秋葉原や、Amazon等にて販売中。販売されているのは中国Chinaway製「CW-HAT200」。店頭には、実際に測定が行なえるサンプル機が設置されており、実売価格はおよそ7万円台。誤差±15%で、60秒で測定でき、空気清浄機の動作確認や、タバコの粉塵測定もできるもよう。

　CW-HAT200は、粒子の大きさが2.5μmの微小粒子状物質（PM2.5）の空気中濃度が測定できる機器。トランシーバー型で、本体側面には空気の取り入れ口と気温・湿度センサーが、表面の上側にはディスプレイ、下側には操作ボタンが装備されている。

　ディスプレイにはPM2.5とPM10のリアルタイムの濃度（μg/立方メートル）などが表示される。製品情報では、測定可能範囲は0～500μg/立方メートル、単位時間は60秒とされている。

　本体サイズは幅93×奥行き46×高さ180mm、重量は約600g（バッテリー含む）。電源はリチウムイオンバッテリー（7.4V、1,200mAh）で、バッテリー動作時間は約3時間。付属品はACアダプタ、日本語マニュアルなど。

　環境省による「専門家会合の報告書」では、暫定的な指針として「1日の平均値が70μg/立方メートルを超えた場合は、不要不急の外出や屋外での長時間の激しい運動をできるだけ減らす」などとされており、環境基準（健康や環境の保全維持のため望ましい基準）は1日平均35μg/立方メートル以下とされている。

コメント：しかし、まだまだ高額ですね。個人というよりは、企業・団体向けというところでしょうか。そのうち、放射線測定器のように、スマートフォンに内蔵されたりするかもしれないですね。

PM2.5の測定器が販売中、店頭で試用も可
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130420-00000005-impress-sci