2018年03月14日
ビッグバン以前の「宇宙の姿」に世界が震えた!
遥か昔宇宙はある一点に集まっていた。
しかしある時大きな爆発を切っ掛けに突然膨張を始めたのだ。
そのきっかけは何だったのだろうか。
宇宙の始まりの真実とは?
今回は宇宙最大の大爆発ビッグバンについてご紹介していこう。
ビッグバンとは?
ビッグバンとは1948年にジョージ・ガモフが提唱した宇宙は火の玉から始まった、という現在最も有力な宇宙の起源についての説である。
宇宙は高温高密度の状態から始まり、それがある時何らかの原因で爆発を起こし膨張することによって低温低密度状態になっていったとする膨張宇宙論だ。
ビッグバンの語源はフレッド・ホイルがこの理論を「とんだ大ウソつきだ。ビッグバンモデル。」と揶揄しなんとそれが定着してビッグバンと呼ばれるようになったという。
ビッグバン理論って本当?
ビッグバン理論は無から有に転じたという摩訶不思議な理論だ。
実際信じ難いという人も多いだろう。
ビッグバン理論は紆余曲折を経て観測や理論により徐々に認められ始めたのだ。
ハッブルやアインシュタインでさえ、「宇宙に始まりなんてない」と、宇宙に始まりがあるという意見には否定的であった。
しかしハッブルが銀河同士の距離が徐々に離れしかも遠くの銀河ほど離れるスピードが速いという事を発見し宇宙が膨張しそしてそのスピードはどんどん加速していることが分かった。
このことからビッグバン理論は宇宙の始まりを説明するうえで最も有力な説となったのだ。
ビッグバンの前には何があった。
今までビッグバンについて話してきたがそうなると当然浮かび上がる疑問がある。
「それじゃ、ビッグバンの前には何があったの?」
これについては幾つかの説が存在する。
ビレンケン博士の、無から突然発生したという説。
宇宙はビッグバンとビッグクランチ(宇宙の終わり)を繰り返しており現代の宇宙も何代目かの存在である可能性があるという説。
宇宙は元々希薄なガスが漂う空間であり、やがてそれがブラックホールとなりその中の密度が極限に達してビッグバンが起きたという説。(我々が住むこの宇宙はブラックホールの中にあるという事)
宇宙が人間に適しているのはそうでなければ人間は宇宙を観測し得ないからという説。(宇宙は人間という観測者がいることにより存在するという事)
など様々な説がある。
どれも興味深い説だ。
宇宙の始まりの真実を知ることは無限の考え方があり我々は実際に見ることができないため難しいことである。
しかし我々は知らなければならない。
この不思議な宇宙という名の謎を。
宇宙の始まりは何だったのか、皆さんも想像してみてほしい。
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