2018年02月28日
NASAによって解明された40億年前の火星の姿に世界が震えた!
1969年人類は初めて月に脚を踏み入れた。
そして現在火星への到達移住を実現すべく開発を進めている。
しかし火星は厳しい環境の上水がほとんどなく人間が移住するのは不可能ではないか?とささやかれている。
そんな中NASAの研究チームによってかつて火星は水に恵まれ非常に美しい惑星であったことが判明した。
NASAの研究チームは火星表面にある22個のクレーターに注目した。
それぞれの年代を調べることで火星に水が存在していた機関が判明したという。
さらに研究チームはかつて大きな湖だった可能性が高いクレーターを発見した。
これはクレーターに向かって流れる大量の水の痕跡が発見されたことから、かなりの水量を保有する湖だったのではないかと推測されている。
これが事実であれば火星には相当な量の水が存在していたことになる。
その後NASAの研究チームはこの湖が消滅した年代を推定するべく調査を行った。
その結果この湖は約30億年まえまで存在していたことが判明したのだ。
前提として火星には40億年前から豊富な水が存在していた。
今回の調査結果を踏まえると火星には10億年ものながいあいだ水に囲まれた時代が存在したのだ。
しかしそれだけ豊富な水が一体どのようにして消滅したのだろうか?
NASAは火星の水が失われた原因として磁場の消失と太陽系初期の強力な太陽風を挙げている。
地球の中心部には高温で流動する核がありダイナモ効果によって磁場が発生している。
現在この磁場によって地球は太陽風を防いでいるのだ。
かつて火星にも磁場は存在したが核の活動低下に伴い磁場も弱まってしまった。
そして磁場を失った火星は現在よりも強力な太陽風を直接浴び次第に大気が宇宙空間に吹き飛ばされてしまった。
その結果火星表面の水は蒸発し今の環境状態に変化したとされている。
火星に生命がいる可能性は幾度となく指摘されてきた。
そして今回の発表によってかつて火星には豊富な水があり生命が存在していた可能性があることが判明した。
もし火星に生命が存在しその起源が地球の生命とは別だと証明できれば宇宙には生命があふれているという事になる。
火星への移住が実現できることを信じ今後の研究に期待しよう。
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