2017年12月19日
「『あいつと一緒はイヤ』…もう勘弁」 民進・大塚代表
より夏に、 もりかけ問題で 安倍政権の支持率が下がった時に 民進党の支持率が上がれば まだ2大政党制の一翼という 位置付けを保てたのだろうが 自民党の支持落ち込みに 合わせるように 民進党の支持率も落ちた。 これは 正直言って 笑ってしまった。 そして 自民と民進の 二大政党制は芽は消滅した。 民進党の低迷は 誰が見ても 党の中での左右両派の争い。 つまり 民進党が何を目指しているのかが わからない党だということ。 だから 小池さんは 最低限、憲法と安全保障では 共通のベースを保つことを考えて 「排除」を実行した。 それは民進党が 支持されない政党であることから脱する 最低限度の条件だと考えるのは当然だ。 だから 枝野さんは むやみな連携を嫌うし それぞれの政党のアイデンティティーを 重要視する方向に進むのも当然だ。 その当然の考えが 希望や現民進には わかっていない。 わかっているかもしれないが その深刻さの度合いは わかっていない。 ということが 一つ。 しかし 上の大塚さんの発言を聞いていると ちょっと変なことを考えてしまう。 どういうことかというと 希望の党や民進党の人たちは そもそも政策や考え方としては 右でも左でも 改憲や安全保障も 賛成でも反対でも どちらでもいい人たちなのではないか ということ。 旧民進党にしても 現希望の党にしても 常に意見がまとまらないことで 評価を落とす。 希望の党は 踏み絵を踏んだにも関わらず 早速とばかりに 小池さんを実質的に追い出して 堂々と踏み絵の約束を破る。 そして また 党内での対立構造を作り始める。 そしてその結果 またわかりにくい党になって 政党支持率が 民進並みに低迷しても やめない。 国民から見て 一つの政党として 理解できない。 踏み絵が嘘だったら 希望の党から 離れればいいではないかと 誰しも思う。 それは 本当に理解しにくいことだったが 上の大塚さんの話から 考えたことは 希望の党や民進党の人たちは そもそも政策や考え方としては どちらでもよくて 政策や考え方よりも 自分が目立つ存在であることを優先する ということではないのか と考えてしまう。 それも 政治家として注目されたいなら まだわかる。 しかしそれならば 党というブランドの上に 立脚して 自分の政治家としての価値を 高めようとするわけだから 党のイメージは最低でももう少しは大切するはず。 だったら 嘘でも踏み絵の約束には従う。 しかし この場合の「自分が目立ちたい」は もっとプリミティブなもので 身近な周囲に対して 張り合う類のもので 政治的な考え方とか 政策がどうのこうのよりも エゴイズムのぶつかり合いに近い。 そう考えれば 民主用政権の崩壊も 民進党の低迷も 希望の党の低迷も 全く納得がいく。 旧民進党を救うために 前原さんが 希望との連携を模索した。 そして 小池ブランドを手に入れることで 難を逃れたかに見えた。 しかし 小池さんを追い出して 民進党時代と 同じようなことを始めた。 すると 政党支持率も 旧民進並みになった。 これも正直 本当にお笑いだ。 おとぎ話にしたいくらいだ。 つまり きつい言い方にはなるが 旧民進党の支持率が低かったというよりも 今希望の党にいる この方々の支持率が低かったということではないか。 これもきつい言い方だが 旧民進党も希望の党も 低迷の本当の理由は 稚拙なエゴではないのか。 大塚さんは それを 野党病と表現しているのは まだ優しい気遣いだと言えるが 3党が連携はいただけない。 方向性がさらにわかりにくくなるだけだ。「『あいつと一緒はイヤ』…もう勘弁」 民進・大塚代表
大塚耕平・民進党代表(発言録)
私たちには野党病があります。 持論に固執して合意を共有できない。 それを(民主党時代に)政権をとった時に やっちゃったんですね。 で、意見が違うからといって分裂しちゃった。 それを是正できないうちに また下野をして野党病をやっている。 今回の党改革で、 これを乗り越えないと 良い方向にいかないと思っています。 立憲民主党、希望の党との統一会派結成を 正式に申し入れることに、 両院議員懇談会では 「まだ早い」とかいうご意見もありましたが、 執行部としてはそういう状況ではないと思っています。 3党連携で 次の総選挙の時に 政府を選択していただけるような 構図に持ち込む。 統一会派は民進でもつ。 だって、 希望と立憲は直接組めないと 言っているわけですから。 率直に申し上げて、 「あいつと一緒になるのがイヤだ」 とか、 また衆院の中で議論が行われているんです。 もう勘弁してほしい。(津市での講演で)
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