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2017年12月11日

麻生太郎氏、AIIB「サラ金発言」の意味 借金国に中国主導で取り立て属国化や領土分割の懸念残る 高橋洋一

産経ニュース より

麻生太郎氏、AIIB「サラ金発言」の意味 借金国に中国主導で取り立て属国化や領土分割の懸念残る 高橋洋一

麻生太郎副総理兼財務相が 11月29日の参院予算委員会で、 中国が主導するアジアインフラ投資銀行 (AIIB) の運営や融資審査について 「金を借りた方も、ちゃんと計画を立てて返済しないと、 サラ金に取り囲まれちゃうみたいな話になった場合、 元も子もない」 と発言した。 「金を貸した経験のない人が急に貸すという話だ。 お手並み拝見だと思って見ている」 とも述べている。 (夕刊フジ)   筆者は郵政民営化の際に、 民営化法案の作成や政策シミュレーションを行う 民営化サイドにいたので、 当時総務相だった麻生氏から目の敵にされたが、 周囲の人間に対して 極めて優しい政治家であるとの評判を聞いている。 政治家の話は、 官僚と違って味のある答弁が多いが、 麻生氏はいつも面白い話をしてくれる。 ときたま、 それが政治的には失言にもなるのだが、 よくいえば人間味でもある。   麻生氏の表現は具体的にはどのようなことを指すのか、 本コラムで推測してみたい。   AIIBは、途上国などに融資する国際金融機関である。 途上国が融資を受けた資金によってインフラ整備を行うが、 融資なので返済が必要になる。 国際金融機関とはいえ、 その融資機能は国内の金融機関やノンバンクと同じである。 一般論として 融資の返済可能性などについて審査をするわけだ。   ただ、AIIBは国際金融機関としての経験が乏しい。 それを 「金を貸した経験のない人が急に貸す」 と言っているのだろう。 金の貸し手は、 借り手の生活に大きく関わることもある。 金融業者の取り立てが社会問題化したことからもわかる。 取り立てでは、 担保設定された不動産を差し押さえすることもある。   AIIBは国際金融機関であるが、 借り手が返済しなければ当然取り立てを行う。 それはやはり中国主導となるだろう。   「取り囲まれちゃう」というのは、 債務返済がない場合、 借り手の途上国が中国の取り立てによって 政治的に困窮する状況を 示唆しているのだろう。   取り立ての一環として、 借り手が不動産を差し出すのは、 融資の世界ではよくあることだが、 国際金融の世界でAIIBが同じようなことをした場合、 借り手の途上国にとっては、 中国への属国化や 領土分割を意味することになってしまう。   従来の西側の国際金融機関であれば、 途上国の発展を考えて債務の減免を行うなど、 過酷な取り立てはしてこなかった。 しかし、 中国主導の国際金融では こうした国際基準があるのかどうか分からない。 麻生氏は、 そうしたAIIBに対する懸念を表現したかったのだろう。   筆者としては、 この麻生発言にさらに追加したい。 最近AIIBが 最上位の格付けを取得したと報道されているが、 本コラムで指摘したように 肝心なのは中国の資金調達レートだ。 AIIBの調達レートは格付けに関わらず、 中国を上回るだろう。 ということは、 西側の国際金融機関より 高金利になる可能性が高い。 この点も、高利貸のイメージである。 (元内閣参事官・嘉悦大教授、高橋洋一)
利己的な行動だけでは行き詰まることが目に見えている。 かといって 利他的な行動は かなりの余裕がなければできるものではない。 どちらにしても 特に国家間の場合は なんらかの形で 自国の利益に繋がることしかできない。 その最終の利益を 余裕が少なければ少ないほど より直接的な形で求める。 反対に余裕があればあるほど 間接的な形で求めるのが 常道となる。 直接的であればあるほど 即時性が高く持続性は低い。 反対に 間接的であればあるほど 即時性は低いが 持続性や多くの発展性に 繋がる可能性を多く持つ。 極端に直接的で 即時性が高いのが 武力侵略だが そのあとをつなげるのが 今はあまりに難しい。 しかし 北朝鮮のように 余裕のない国では それしか考えられない。 間接的な方法論で 時間をかけて 確実に繁栄を築くなどということは 金持ちのたわごとくらいにしか 思っていない。 その意味で北朝鮮問題は その北朝鮮の余裕のなさの正体を 具体的にしっかり解析しないと 平和的な解決はほぼない。 それは普通の国では 考えられないレベルの 大きな欠乏だ。 ものだけではない。 むしろ本質はものではなく 考え方、広い意味で良い状態を作る方法論、 国としての正常な機能を作り出す方法論などが 欠乏しているのだろう。 ものの不足より そういったものの考え方の欠乏からくる 不安と余裕のなさは 計り知れない。 だから より直接的な方法を求める。 その北朝鮮と中国のそのあたりの距離・乖離を考えると 経済力は大きく違っても 考え方・方法論の不足はあまり差がないのかもしれないと ふと思ってしまう。 現に中国は 武力による直接的な 方法論を捨ててはいない。 だから 見かけの制度設計よりも 実際には かなり露骨な 直接的な方法論を選択すると見た方が素直だ。 やっぱり まだまだどう転んでも やばい国だ。 それにつけても 麻生さんの失言は 気配りや優しさの裏返しとは なのだろうか。 高橋洋一氏の言説には いつも大いに刺激をいただいているので よく考えて見たい。
おすすめです。
posted by sachi at 07:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 政治
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