のんびり なまけにっき

レクサス(LEXUS)の話題を中心に、個人的主観をもとに日記をのんびりきままに書いています。
(バックアップもかねてほぼ同内容を「のんびりなまけにっき2」に記載しております。)
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勝手に平成を振り返る!国内レクサスの歴史〜その1(〜2008年)
(なまっくす at 05/02 00:16)
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レスコ、自動防眩ミラー、ポジションメモリー等がついてくるので人気のグレードでした。
特に、ステアリングが自動で可動することや、内蔵HDDへの音楽CDの録音ができるサウンドライブラリ機能は驚愕でした!
しかし、しかし当時はこの「+15万円」の捻出も厳しかった・・・
フロアマットは高額過ぎて社外品にしました(笑)当然ディーラーオプション等も新車時は取得税の対象となるため、ほとんど装着せず、納車後しばらくして装着した記憶があります。

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【モーターファン別冊 速報 レクサスIS(2005年9月18日発行)より】

なお、当時のISは月販目標台数が「1600台/月」でしたが、当方が納車になった頃(発売から半年後)にはすでに月1000台を大きく割り込んでおり、日本における高級車の販売が難しいことが言われ始めていた頃でした。

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■2006年(平成18年)3月16日:GS450h発売

価格は標準グレードで680万円、”version.L”で770万円とこちらも驚きの高価格!
専用カラー「プレミアムライトブルー」と新意匠のホイールは街なかでも結構目立っていましたね。
写真は、「LEXUS MUSTs ミーティング」でのサーキット走行時。なんと、先導車がGS450hでした。

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2段階のリダクションギアを使用したFR用ハイブリッドシステムは当時のだれもが未体験で、その加速感は当時から話題で、輸入車オーナーがレクサスに注目しはじめた最初のレクサス車と言えるかもしれません。
また、オプションではありますが、ドライバーモニター式プリクラッシュセーフティシステム、レーンキーピングアシスト、ヘッドライトのAFS機能など、当時最先端の機能を備えており、このときのレクサス車は同クラスの欧州車には備わっていない機能を導入していたように思います。

スペック的にはそれほどでもないですが、体感的にはLC500hよりGS450hの方が加速度も上だったように感じますね。それだけ、当時はその加速感は「異次元」でした。
また、FRセダンのGSにハイブリッドシステムが搭載されたからこそ、「ISにもハイブリッドを」!・・・という声が出始めたのもこのころですが、その登場まではなんと7年もの歳月を費やすことになりました。

ヘッドライトのレンズにほんのりブルーの差し色が入る点など、素敵でしたね。
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■2006年(平成18年)9月19日:LS460発売

ついに真打ち、フラッグシップモデルレクサス「LS460」が登場!
新型V8エンジンと8速のATトランスミッションを搭載、セルシオからの全面改良でようやくレクサスラインナップが完成。
レクサスの初年度の販売計画は大きく未達と思われますが、LSの発売により一気に販売数を増加。
なんと当時の月販目標台数は「1600台/月」と現在ではありえないほどの計画。2019年現在、LSシリーズ合計で月販売目標台数が月「600台/月」、実売で月300台〜400台程度まで落ち込むとは想像できなかったかもしれませんね。

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【モーターファン別冊  レクサスLSのすべて(2006年11月9日発行)より】

また、以下のような先進装備を採用(一部オプション)
しかし、多くがLS専用モデルであったため、コストも下がらず・・・
これらを他のモデルにも積極的に展開していれば、第2世代レクサスの評価は違ったかもしれません。(今考えるとホントもったいない・・・)

・全車速追従型レーダークルーズコントロール
・歩行者検知式プリクラッシュセーフティシステム
・後方プリクラッシュセーフティシステム
・ブレーキホールド&電動パーキングブレーキ

・アルカンターラルーフ
・酸素濃度コンディショナー
・カードキー
・G-security(リモートイモビライザー)

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レーダークルーズや車線逸脱防止等の先進安全装備や、電動パーキングブレーキ&ブレーキホールドが高級車以外にも普及し始めたのがだいたい2012〜2013年頃ですから、LSはそれよりもはるか前に備えていたことになります。トヨタ/レクサスの先進安全装備(Lexus Safety System+/Toyota Safety System)の本格スタートが2015年ですから・・・この間に多くのメーカーは一気に先進安全装備の標準化や高性能化を進めていきました。

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■2007年(平成19年)5月16日:LS600h発売

世界初のV8エンジンにハイブリッドシステムを組み込み、当時世界初の「LEDヘッドライト」を装着。
システム総合出力445ps、6LNAエンジン相当の出力のネーミングを与えられ、駆動方式はAWDに。
今ではおなじみのハイブリッドブルーエンブレムを装着するなど微妙な差別化も実施。
価格は970万円〜ロング仕様の「LS600hL」まで幅広く、最高価格は1510万円に達し、ついにトヨタ車の最高峰「センチュリー」の価格を超えることに。
カタログも大判・ハードカバー仕上げで大変コストが掛かっていました。

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世界初LEDヘッドランプの採用は当時大きな話題になり、その後急速に小型化・省電力化が進みました。

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ハイブリッド専用色「ブラックオパールマイカ」を備え、一時期都心部ではブラックオパールマイカのLSを見かけない日はないぐらい、レクサス=高級車のイメージを確立させた1台と思います。独特な乗り味など、ユーザーからの声を元に着実な改良が施され完成度を高めていったようですが、やはりこのエンジンあってのLS600hでしょう。


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■2007年(平成19年)10月18日:GSマイナーチェンジ

レクサス初のマイナーチェンジが行われ、今となっては希少な4.6LNAエンジンを搭載した「GS460」を新設定。
また、欧州車等で先行搭載していた「ドアミラーウィンカー」を装備、賛否が別れたのは記憶にあたらしいところ。
その他、「セミアニリン本革」の採用や内外装意匠変更を実施し、トヨタ車風な意匠からレクサス車専用意匠への換装が完了するなど、第1世代レクサスにおけるGSの完成形といえます。

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なお、「GS460」はGS450hの約20万円安となる「661万円〜761万円」の設定でしたが、LSのエンジンをデチューンした仕様(347ps、46.9kgm)と
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