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リングのサイズは、少なくとも指周りをきちんと測って決めることが大事なのですが、どうしても計算で弾き出したいとおっしゃるかたは、手持ちの指輪の内径を測ってください。
なぜなら、直径というのは、外側のしょせん外周に対する長さになってくるからです。
それに対し、内径というのは内側部分のみの直径ですから、リングのサイズではここが大切になるのです。
もっとも、個人的には直径でも内径でも、それほど大差はないとは思います。
ただ、リングの太いものだと、内径を測るか直径を測るかによって、それなりにリングのサイズに誤差が出てくることは確かでしょう。
そして、測る指輪そのもののリングが歪んでいれば、さらに問題です。
必ずと言っていいほど、直径や内径から正しいリングのサイズを弾き出すのは難しいのであります。

リングのサイズは、日本では必ず10号とか12号とかという表記で表されますよね。
内径や直径、あるいは円周の長さは決まっているのですが、それをストレートに示すmmという表記はしません。
ですが、当然のことながら、内径が確立されていなければ、基準のリングのサイズというのは弾き出せないわけです。
自分の指周りを測ればいいだけの話で、それが最も確実な方法なのです。
リングのサイズは、内側の円周の長さを基準に定めているからです。
従って、ちょっとでも内径が狂えば、その内周の長さも狂ってきて、サイズが変わってしまう可能性があるのです。
とくにリングのサイズは、1mm単位で大きさが定められていますから、内径を測り間違えたために小さめになってしまうとか、大きめになってしまうというのは珍しくないのです。
そのため、単純に内径×3とか、3.14という形で計算するのではなく、やはりちゃんと測りましょうと言うことです。
それに、少なくとも内径×3でリングのサイズを弾き出すのだけはやめたほうがいいと思います。

リングのサイズは内周の長さですから、当然、内径×円周率で弾き出すことができます。
ところが、今と昔ではその円周率自体が大きく異なり、今時の小学生はみんな3だと思いこんでいるのです。
リングのサイズは、どちらかというと、昔の円周率3.14に内径を掛けるほうがまだ、比較的確実に弾き出せるのです。
今のように円周率を3にして内径を掛け合わせると、一回りどころか、二回り位小さいサイズになってしまいます。
しかし、厳密に言えば、リングのサイズの内周は、内径×3.12から3.13です。
はっきり言って微妙で、中々正確には計算できないと思っておいたほうが無難でしょう。

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