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理想の結婚式はやはり豪華絢爛に、お色直しも最低でも3回とか、ウェディングケーキの高さは何メートルとか、まあいろいろとあるでしょう。
何しろ結婚式は女性にとっては一生に一度の一大イベントなわけですからね。
しかも、みんな小さい頃から持ち続けている理想の結婚式像というのがあるものです。
しかし、近年は現実派の女性が増え、昔ほど華やかな結婚式が支持されなくなりつつあると言われています。
本当に暖かみのあるジミ婚式こそが理想の結婚式だと言うカップルも多いというのです。
その理由の一つとして、長期にわたる不況の影響は否めないでしょう。
いくら豪華な理想の結婚式を思い描いても、実際にできることは限られていますので、最初から高望みしないと言ったところでしょうか。

理想の結婚式の考え方が変わってきている理由の一つに、今や結婚式は一生に一度の一大イベントではないということもあると、ある関係者は語ります。
ある関係者というのは、ウェディングプランナーをしている知人なのですが、結婚も離婚も経験のうちというのが今時の常識みたいに言う人も増えてきています。
もちろん、そんなのは本当の常識ではないでしょうし、理想の結婚式を思い描くことも大切です。
そういう夢がないと、人は中々幸せに向かって頑張れないものですからね。
でも実際問題として、結婚してもすぐ離婚しちゃう人や、2度や3度結婚する人も大勢います。
とくに、理想の結婚式と言える豪華な挙式を挙げても、翌年には離婚会見を開くという芸能人が後を絶ちません。
そういうのを見ると、一般人の結婚への憧れが衰えてしまうのも無理ないというものだと知人のウェディングプランナーは言います。
この理想の結婚式の考え方の変化は、ウェディング業界にとっては、とっても辛いものがあるのだそうです。

理想の結婚式のレベルが低くなり、みんな豪華な挙式を挙げなくなってしまった。
ならば、1組でも多くのカップルに利用してもらわなければ、どこの結婚式場も経営難に陥るわけですが、世は異例とも言える少子化と晩婚化。
理想の結婚式を挙げるとか挙げないとかという以前に、結婚するカップル自体の絶対数が減少していることは紛れもない事実なのです。
そんなに特別豪華なものでなくても構わないですが、とにかく娘や息子の晴れ姿を見たいと思わない親はいないでしょう。
それを考えると、親にも幸せを伝えられるのが本当の理想の結婚式、それこそ何かしらでもやったほうがいいと思います。

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