元々製作のつもりでしたこの動画、最近「何度も切り」のニッパー動画が大変よく観られているので、後出し的になりましたが、久々のHowTo物をお送りします。
ド素人がHowToとか生意気に!って感じるかもしれませんが、そこはまぁ「今のウチでの研究?体験?結果のまとめ。」みたいな感じでやんわりのんびりみてやってください。
ヤスリには色々な番手がある。
まぁよく出てくる話。
買いに行けばずらっと並んでおります。
でもそもそもどれからどれまで必要なの?ってことはあまり語られない。
ぶっちゃけ好みだし、っていうとじゃあまずはコレ買いなよってなる。
紙ヤスリなら単価も安いしね。
で、それが基準になって色々増やすと違いもわかってくる。
綺麗にしたいからそこそこ高い番手も買ってみる。
そんなに必要ないじゃない?って思ってメインが決まってくる。
まぁこんな感じまでくると「好みで番手が決まってくる」訳でしょう。
切削した感触とかそれも好み。
どういう仕上げにするからここまで掛ける、これは好みというより技法に近いかと思います。
サフ吹くから荒い番手で十分とか、サフレスだからこのあたりまではとか、成形色生かしだからかなり番手あげたい、とか。
成形色生かしだけどトップコートふくからここまででいいやとか。
この辺りは経験則でもありますが、まずは指標がほしい。
と、当初はこんな話からスタートしていこうと思ってたんですが、かなりその辺りざっくりして、もうちょっと突っ込んだお話になってしまいました( ̄▽ ̄;)
というのも、絶対こうした方がいいっていう要素じゃないので、話の内容を限定しすぎるのもどうかと思って。
その辺りフォローとして書いておくと、
サフ吹くなら600〜800番、吹かないなら800〜1000番、
綺麗にする成形色生かしなら3000〜、トップコート吹く成形色生かしなら〜1500あたりまで等、ウチではやってます。
と、
「ウチではやってます」と付けなければいけない内容な訳で。
できるなら「こうした方が確実です」とか「これはこうなりやすいです」とかそういう内容にしたかったんです。
なので今回の動画の中では、小さいパーツや面の形状によっての道具の使い分け、白化の種類とリカバリーについて、ゲートの具合によっての当て方などをお話させてもらっております。
実際のパーツで試す機会がないと説明しにくい部分もあり、お見せする為の「教材」ができるまでに時間がかかりました。
また微細な部分のお話が多く、思う様に撮れてなく教材発掘からやりなおしたり。
映像ソースは多くなるけど、使える部分が少なくて編集泣かせとなりました。
おおまかには伝えたいことが伝わってくれる様に編集したつもりですが、はてさて・・・。
大半は「成形色生かし」前提でお話を進めておりますので、塗装派の人にはほぼ意味のない動画ですが、その分初心者向けということで他の人はこういう時どうしてるのだろう?とかそういった些細な部分での参考になれば嬉しく思います。