流山ペガサス戦:7対5で勝利
大会最終日。今日も、一面曇り空の中、今にも雨が降りそうな天気でした。
ビクトリーは、9名ギリギリというメンバーでしたが早朝に1名が体調不良を起こし、急遽メンバーを集めるという非常事態。8:30試合開始の所、アテが付かず「不戦敗」という空気が漂っていました。チームはメンバーが揃うことを信じてアップ、キャッチボール、トスバッティングを行います。ここで、開始時間を迎えて不戦敗の報告をすることになった矢先、チームメンバーの友人から参加の連絡が来ました。流山ペガサスさんに了解頂き、試合開始を遅らせてもらい何とか9名揃って試合を開始することが出来ました。
15分遅れの開始でしたが、先攻は流山ペガサス。先発投手はG選手。初回から四球を出しますが何とか1点に抑えます。その裏、ビクトリーは、1番F選手の内野安打、2番TN選手の犠打、3番KN選手のセンター前ヒットでチャンスを広げます。ここで、4番TT選手の時、ワイルドピッチで同点。その後、ライト前ヒットを放つと5番HN選手のサードゴロの間にランナーが生還し逆転します。
2回の表、逆転してもらったG投手がピリッとしません。四球を重ねて同点に追いつかれ、更にランナーを背負います。「ヒット打たれてないよ!ランナー全部四球だよ!」と檄を受けてG投手が開き直ります。ここで放たれた当たりをサードKN選手が取り自らベースを踏んでピンチを凌ぎました。
すると、同点で迎えた2回の裏。1アウトから8番G選手が四球、9番KS選手センター前ヒットでチャンスを作り、1番F選手のセンター前ヒットで1点、更にパスボールで1点、ライトフライの中継ミスを機にもう1点と5-2とリードを広げます。
3回からビクトリーは、投手がTN選手に交代。流山の大会では初登板でしたが得意のスローボールが冴え渡り凡打の山を築きます。その裏、G選手のショートゴロエラーとKS選手の内野安打の外野からの送球が逸れた間に1点、1番F選手の二塁打で更に2点を加えて7-2とします。
4回の最終回。TN投手の球筋に慣れてきた相手打線の猛追が始まりホームランなど3点を返され、更に満塁のピンチでしたが、ここでもKN選手がセカンド抜けそうな当たりをキャッチして試合終了となりました。
この試合、8安打2四球で7得点と効率良く点を奪い、大きな守備のミスもなく守り切りました。人数ギリギリで後がない状況の方が案外良い試合をするものです。ビクトリーは1勝3敗と負け越しましたが、同率で流山ペガサスさんと並び、互いの対戦での失点も14点と同じで、大会を通じた総失点で39対40点と僅か1点差という判定で準優勝になりました。「不戦敗」というピンチから一転準優勝という・・・まさかの結末に「最後まで諦めなくて良かったな」と感じました。
秋の大会は終わりましたが、各自の課題が浮き彫りになった大会でした。練習場所、時間の確保が難しいですが、上手く調整して体力と技術を磨き上げ、これからも勝利の歓喜を味わいたいと願います。
最後に、助っ人に来ていただいたKN選手と呼んでくれたF選手ありがとうございます。荷物の運搬や役員、審判として奔走していただいた皆さん、ありがとうございました。チームの協力があって無事に大会を終了することが出来ました。