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「いじめ」を真剣に考える

「いじめ」を真剣に考える


空手の指導員をしていると
よく「いじめ」について相談を
受けます。

最近は、毎日のように相談を受けます
いじめは撲滅すべきと考えます


いじめられない強さ、

いじめを跳ね返す強さを、

いじめてる人に仕返しする強さ、

こんな目的をもって空手を始めたい
という方は多いです。


私の道場ではいじめ撲滅に対し、

自分を守る強さ、

そして見かけたときに
やめさせる勇気

これらを身に着けさせる事は
当然行いますが、

他にも、ある事を重視しています。


それは、
「いじめっこ」と「同調者」を
無くす事

そもそも、いじめられる側には
なんの罪もないのです

だから罪のない人間が、
自分を守るために力をつけようと
する考え、
そうしなくてはならない環境が
おかしいのです。


「いじめっこ」には
共通する特徴があります。

この特徴を正すことで
いじめの元が無くなります。

また、いじめっこ1人だけでは
いじめには発展しません

「同調者」こそがいじめの本当の
原因だと考えます

この同調者にも
共通の特徴があります

私の道場は、
「いじめっこ」と「同調者」に
ならないようにする、

もしくは、
なりそうな感覚を持たせない

さらには、
なってしまっている場合は
修正する事を最重要視しています。


ここからが本題です

「いじめっこ」に共通する特徴

これは、
「努力のできない負けず嫌い」です。


誰かに比べ実力が劣り、
悔しい思いをし、
劣等感を感じた瞬間、
努力が出来る負けず嫌いは、
努力してその悔しい思いを
克服しようとします。

しかし
努力のできない負けず嫌いは、

相手の評判を落として
自分が勝っていると
誇示しようとします

他の誰かに、
「アイツ、〜〜らしいよ」と
不誠実で非人道的な悪口を
言い始めます


これがいじめの始まりです。


これはほうっておけば
自然消滅するのですが

ここに同調者が現れると
事態が深刻になります。

「アイツ、〜〜らしいよ」

「そうなんだ、最低、」

そして同じ内容を他の人に
あたかも自分が見て知った事実のように
広める・・・

その繰り返し


この「同調者」の特徴は、

人と意見を合わせることで
精神的に安心する
「同調安心型」です


多数決の仲間が
多い事に安心してしまう性格なため
誰かから同意を求められた時、
無意識に同調してしまいます


これと反対が「直感真実型」
誰がなんと言おうが、自分自身の
直感だけが真実、
うわさに左右されず、
同調を求められても
真実を確認するまでは同調しない


すこし脱線しましたが、

「努力のできない負けず嫌い」が

自分を誇示するために放つ

相手への幼稚な悪口への

「同調安心型」の無責任な同調が

エスカレートしたのが「いじめ」です


いじめっこを
「バイキン」と考えるなら

同調者は「バイキンの栄養」です

いじめはそのバイキンと栄養によって
発生した病気なんです。


バイキンも栄養もなかったら
病気事態発生しないのです。

つまり、

いじめの撲滅は、
はねのける強さではなく、

このいじめの根っことなる感覚を
無くさせないといけないと
私は考えます。


人は、無意識にいじめる側に
立って、それに気づかないでいる
場合もあります。

しかし、これらの感覚があれば、
自分がいじめる側には
ならないのです。


無意識に行われる いじめは
子供の世界だけではありません、

大人、男、女、どの世界にも
あります

今あなたの周りで、
事が重大になっていないのは、
たまたま
いじめられている人が
強くてめげていないから、

しかし、もし 相手が弱り

あなたが放った悪口や
あなたが同調した悪口で
その人が自殺したり、
精神的に崩壊したら
あなたはどう責任とりますか?


別にそんなつもりじゃ
なかったのに
と知らん顔しますか?


そんな人に
絶対になってはいけません


自分は無意識に
いじめる側の人に
なっていないか
自身を見つめなおして
下さい。


いじめっこに
ならないためには、

一生懸命
正しく努力したら
出来ない事も
出来るようになる

と言う感覚を持つ事


同調者に
ならないためには


それは本当なの?

自分で本当の事を
確認するまでは
同意しない

という感覚を持つ事


道場では、
4つの「しん」を学びます。

「真」
真実は何か自分自身で知る感覚

「芯」
自分自身の考えをしっかり持つ感覚

「心」
人の心を分かろうとする感覚

「信」
噂で人を判断せず、
自分自身がどう思うかで人を信じるという感覚


空手の指導は
私の天職と信じています。

だからこそ、
ただの運動指導ではなく
このような感覚を
毎回の稽古で
身に着けていただく
工夫と努力をしています。


早田


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