失敗は成功のもと、ただし ???な失敗に限る。
失敗は成功のもと、ただし ???な失敗に限る。
「失敗は成功のもと」という言葉があります。
確かに失敗から学ぶ事は、
次に成功するため、
重要な事を知るキッカケとなる
場合が多いと思います。
また、失敗を恐れず挑戦する
勇気、気持ちも大切です。
だからこの「失敗は成功のもと」
という言葉があるのだと思います。
しかし、
失敗が何でもかんでも成功のもとに
なる訳ではありません。
準備もなく、ただ無謀に挑戦し
失敗するのは、ただの
「身の程知らず、分不相応」を露呈し
恥さらしするだけです。
さらに、その失敗を反省せず、
「やっぱり失敗しちゃった」と
最初から失敗ありきでの挑戦も
成功のもとには到底なりえません。
「成功のもと」になる「失敗」は
準備万端でのぞみ、成功させるために
集中力を最大限に発揮してからの
挑戦、それからの失敗です。
この失敗からは、成功するための準備の不足や
方向性の違い、また、実力を発揮する
ために必要な集中力の持ち方など、
成功の為に足りない事が明確になります。
そこが、自分の弱点で、そこが失敗の原因、
つまりそこが、「成功するカギ」なんです。
「失敗してりゃそのうち成功する」っていう
バカな考え方している人はいませんか?
準備不足の失敗は、自分自身の信頼と
人間性の評価を下げる結果にしかなりません。
失敗は恐れない、しかし万全の準備は欠かさない
もし失敗したら、冷静に反省し次に成功させる
ための研究をする
これこそが、「失敗は成功のもと」の真意と
私は考えます。
私は、選手時代
練習内容を日誌に記録していました。
今見返したら、本当にすごい量の練習をしていました。
それでも、失敗続きでした。
しかし失敗後は、日誌を見返し、改善、追加、などを
繰り返すうちに結果へとつながるようになりました。
ウエイトトレーニングも同じです。
皆さんは、稽古内でスパーリングしますよね?
そこで出来ることがあなたの実力で、
試合ではその半分も出ません。
試合で実力を発揮し、結果出すためには、
スパーで思い通りに動けるのが絶対です。
そのために、研究と練習で身に着けた
色んなやり方試してみましょう。
そこで失敗してもいいんです。
うまくいかなかったら、研究してまた練習し、
また試せばいいんです、成功するまで。
余談ですが、これは社会にでてからも同じです
会社から、そして世の中からから必要とされる
人材になるためには
沢山の意味のある失敗を経験し、
そこから、成功するための
色んな要素を学ばなくてはなりません。
話を戻します。
スパーリングは、
自分のやりやすい方法で毎回考えず、たーだ
ワンパターンでやっているのは、
勝ちには繋がりませんよ。
選手生活をさんざん経験した私には
それがわかります。
失敗は成功のもと、ただし
成功するための準備と努力をした失敗に限る。
です。
大切なのは、
一生懸命やる稽古、そして
考える稽古。
さて、今日の稽古、
皆さん頑張りましょう!
私も頑張ります。
早田
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