いつか直面する2つの事に備える
いつか直面する2つの事に備える
我々が指導する空手道は、
試合に勝つ事だけが
目的ではないと日頃から
申しております。
昔、植木道場指導員時代に
こんなことがありました。
ある日、親に連れられてきた高校1年生。
親は、空手に入れたい、
しかし子供はしぶっている・・・
話を聞いてみたら・・・
キツイ稽古は何のため?
別にケンカしないから強く
ならなくてもいい・・
空手が将来役立つとは思えない・・
ありがちです・・
私に言わせれば、そんな言葉は
キツイ事を、とりあえずやりたくない
逃げの言葉です。
根性がなくて口が達者な人が良く言う
フレーズです。
この人は、おそらくドコででも
そんなこと言って苦しいことを避けて
きたのでしょう。
しかしその人は、こう話したら
グダグダしていた態度から、
少し話を聞いてみようという
態度に・・・
さて、何と言ったかと言うと・・・
大人も子供も、男も、女も、
誰もが、いつか必ず
「ある2つの状況」に
遭遇します。
それは、、、
「失敗が出来ない状況」
そして、
「意地をはらなくてはいけない状況」
思い浮かべて下さい。
この2つに遭遇した時、
失敗するよりも成功したほうが
いいですよね。
意地を捨てて、
プライドを汚すより、
意地はってプライド
守りたいですよね。
そのために、空手の稽古が
役立つんです。
たとえば、「失敗が出来ない状況」
試験・仕事・試合・選択、
色々ありますが、
これを成功するためには、
確実に知識と技術を身につけ、
実力を高める、
そして、本番で確実に
実力を発揮する
判断力と、集中力、
瞬発力を身につける。
これは全てが揃わないと、
「失敗」します。
次に「意地をはらなくてはいけない状況」
寝ないでも意地でも間に合わせる
疲れているけど、意地でもやりぬく。
苦しいけど、意地でもやめない。
こんな状況、絶対にありますよね。
これは、まさに体力勝負。
意地をはりたくても、
体力が無かったら
つぶされるだけ、
「アイツ口だけで、出来ないじゃん」と
バカにされるだけ、
体力が無かったら「意地」をはれず
自分のプライドを汚します。
プライドを守りたいなら、気の強さではなく
体力をつけなきゃダメなんです。
空手の道場稽古は、
「理解力」「物覚え」「体力」「根性」を
高める内容です。
稽古をやっているうちに
自然とこれらが
高まるように指導しています。
稽古の中身を見て下さい。
説明して、聞いていない生徒は、
無視します。
聞いていない生徒に個別で説明なんて
絶対にしません。
理解するつもりで集中して
聞かないと、おいて行かれると
分かっているから生徒は
人の話を集中して聞きます。
動作を覚えさせるときは、
手本を見せ、真似をさせます。
手とり足とりで動作の指導をしないのは、
観察眼を身につけさせるためです。
これが、物覚えにつながります。
稽古の内容は大人のペース。
コレに子供をついてこさせるのは、
体力をつけるためです。
骨に負担のかからない方法で
子供の運動量を最大まで
引き上げていきます。
泣いてもやめさせないのは、
根性をつけるためです。
泣くことは悪くありません、
泣いて辞めるのがいけないんです。
今日は、泣いても、
今度泣かなければいいんです。
こんな事をやっています。
もしあなたが、
このままダラダラ言い訳して
年だけ取っていくことを良しとするなら
そのままでいいのでは、、、
少しでも、変わりたいと思うなら
まずは見学だけでもいいから来てみては?
結果は、、、
高校3年までしっかり稽古し、
関東の大学へ進学
しばらく音沙汰なしでしたが、
最近連絡がありました。
今は東京で立派な社会人として
なりたい自分になったようです。
今は、空手はしていないようですが、
当時空手で身に着けた「感覚」が
今の自分の財産と言ってくれました。
空手で身につけた事を
空手以外で役立てる、
こういう嬉しい報告があるので
指導員はやめられません。
早田
我々が指導する空手道は、
試合に勝つ事だけが
目的ではないと日頃から
申しております。
昔、植木道場指導員時代に
こんなことがありました。
ある日、親に連れられてきた高校1年生。
親は、空手に入れたい、
しかし子供はしぶっている・・・
話を聞いてみたら・・・
キツイ稽古は何のため?
別にケンカしないから強く
ならなくてもいい・・
空手が将来役立つとは思えない・・
ありがちです・・
私に言わせれば、そんな言葉は
キツイ事を、とりあえずやりたくない
逃げの言葉です。
根性がなくて口が達者な人が良く言う
フレーズです。
この人は、おそらくドコででも
そんなこと言って苦しいことを避けて
きたのでしょう。
しかしその人は、こう話したら
グダグダしていた態度から、
少し話を聞いてみようという
態度に・・・
さて、何と言ったかと言うと・・・
大人も子供も、男も、女も、
誰もが、いつか必ず
「ある2つの状況」に
遭遇します。
それは、、、
「失敗が出来ない状況」
そして、
「意地をはらなくてはいけない状況」
思い浮かべて下さい。
この2つに遭遇した時、
失敗するよりも成功したほうが
いいですよね。
意地を捨てて、
プライドを汚すより、
意地はってプライド
守りたいですよね。
そのために、空手の稽古が
役立つんです。
たとえば、「失敗が出来ない状況」
試験・仕事・試合・選択、
色々ありますが、
これを成功するためには、
確実に知識と技術を身につけ、
実力を高める、
そして、本番で確実に
実力を発揮する
判断力と、集中力、
瞬発力を身につける。
これは全てが揃わないと、
「失敗」します。
次に「意地をはらなくてはいけない状況」
寝ないでも意地でも間に合わせる
疲れているけど、意地でもやりぬく。
苦しいけど、意地でもやめない。
こんな状況、絶対にありますよね。
これは、まさに体力勝負。
意地をはりたくても、
体力が無かったら
つぶされるだけ、
「アイツ口だけで、出来ないじゃん」と
バカにされるだけ、
体力が無かったら「意地」をはれず
自分のプライドを汚します。
プライドを守りたいなら、気の強さではなく
体力をつけなきゃダメなんです。
空手の道場稽古は、
「理解力」「物覚え」「体力」「根性」を
高める内容です。
稽古をやっているうちに
自然とこれらが
高まるように指導しています。
稽古の中身を見て下さい。
説明して、聞いていない生徒は、
無視します。
聞いていない生徒に個別で説明なんて
絶対にしません。
理解するつもりで集中して
聞かないと、おいて行かれると
分かっているから生徒は
人の話を集中して聞きます。
動作を覚えさせるときは、
手本を見せ、真似をさせます。
手とり足とりで動作の指導をしないのは、
観察眼を身につけさせるためです。
これが、物覚えにつながります。
稽古の内容は大人のペース。
コレに子供をついてこさせるのは、
体力をつけるためです。
骨に負担のかからない方法で
子供の運動量を最大まで
引き上げていきます。
泣いてもやめさせないのは、
根性をつけるためです。
泣くことは悪くありません、
泣いて辞めるのがいけないんです。
今日は、泣いても、
今度泣かなければいいんです。
こんな事をやっています。
もしあなたが、
このままダラダラ言い訳して
年だけ取っていくことを良しとするなら
そのままでいいのでは、、、
少しでも、変わりたいと思うなら
まずは見学だけでもいいから来てみては?
結果は、、、
高校3年までしっかり稽古し、
関東の大学へ進学
しばらく音沙汰なしでしたが、
最近連絡がありました。
今は東京で立派な社会人として
なりたい自分になったようです。
今は、空手はしていないようですが、
当時空手で身に着けた「感覚」が
今の自分の財産と言ってくれました。
空手で身につけた事を
空手以外で役立てる、
こういう嬉しい報告があるので
指導員はやめられません。
早田
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