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posted by fanblog

2024年02月19日

「教皇のスパイ」*ダニエル・シルヴァ




* 「THE OEDER」Daniel Silva *


ヴァチカンを舞台にしたミステリーは他にもある。
何なら世界的に大ヒットした映画がある程だ。
しかしながらヴァチカンで起きた事件をイスラエル諜報員が追う・・というのは何とも面白い。

「教皇のスパイ」*ダニエル・シルヴァ(ハーバーBOOKS)

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感想(0件)



ネット検索で著者の経歴を見ると「カトリックの家庭で育ったが後にユダヤ教に改宗」と書いてある。
まさにこの一冊に著者の熱い思いが込められているのだろうか。

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どんな結末になるのかハラハラしながら、まるで映画を見ているかのように拝読。

こういう作品は好き嫌いが分かれるかもしれないが、私は大好きである。
このシリーズの他の作品も読みたくなった。

強いて言えば、カトリック的に用語の漢字(およびルビ)が違っていたところが数か所気になったが・・
出版社に連絡した方がいいのかな。

素敵な読書タイムを。



posted by mysterynovels at 21:27| USA

2024年02月08日

「詐欺師はもう嘘をつかない」*テス・シャープ




* 「THE GIRLS I'VE BEEN」Tess Sharpe *


単にティーン向けの青春ミステリーだと、あなどるなかれ。
児童虐待・LGBTQ、DV、そして今で言うところの「親ガチャ」が物語の核となっている。
軽快に書かれた事件の裏に、奥深いテーマが描かれているのだ。

「詐欺師はもう嘘をつかない」*テス・シャープ(早川書房)

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結構分厚い本であるものの、訳の素晴らしさもあってスラスラ読んでしまった。

児童虐待については日本でも大きな問題となっているが、アメリカでは更に深刻な状況なのかもしれない。
しかしながら自分を支えてくれる素晴らしい友人達や兄弟姉妹がいれば、きっと前を向いて生きていける・・そんな力強いメッセージ性を感じた素晴らしい作品に思う。

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「詐欺師はもう嘘をつかない」というタイトルも素敵だし、原題の「THE GIRLS I'VE BEEN」も物語を読むと、なるほど・・と感じるに違いない。

職場の先輩からお借りした本。
素晴らしい本をご紹介いただき心から感謝を申し上げたい。

素敵な読書タイムを



posted by mysterynovels at 17:57| USA

2024年01月24日

「エスプレッソと不機嫌な花嫁」*クレオ・コイル




* 「ESPRESSO SHOT」Cleo Coyle *


“コクと深みの名推理” シリーズ第7弾。
NY人気コーヒー店のバリスタが解決するこのシリーズ、コーヒー好きにはたまりません!
読むといつも、美味しいコーヒーが飲みたくなってしまいます。

 


「エスプレッソと不機嫌な花嫁」*クレオ・コイル(ランダムハウス講談社)

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感想(0件)



今回は、主人公クレアの元旦那が結婚するにあたり起きた騒動。

あくまで個人的な思いですが・・クレアと元旦那に復縁して欲しいな〜なんて思っていたので、「えぇ〜マテオ(元旦那)ったら、結婚しちゃうの??」と少々残念だったりする。

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事件を追う面白さだけでなく、今後の恋愛事情も気になるところ。

素敵な読書タイムを!



posted by mysterynovels at 21:20| USA

2023年10月26日

「豊饒の地」(上・下)*フェイ・ケラーマン




*「Milk and Honey」Faye Kellerman *


ピーター・デッカー&リナ・ラザラスシリーズの第三弾。
今となっては入手が難しいシリーズ。
いつも利用する中古書販売店のサイトを見ていたら、上下巻揃っていたので即購入。

「豊饒の地」(上・下)*フェイ・ケラーマン(創元推理文庫)

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正統派ユダヤ人の信仰深さがよく分かる。
特にシリーズ初巻「水の戒律」を読むと、こんなにも多くの戒律があるのか!?と驚いた程。

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今回読んだ「豊饒の地」は二つの事件を追うストーリー。
友人の登場によりデッカーの過去が見えてくる。

そして最後に感じた親子関係(母と子)の難しさ。
どこかでボタンが掛け違えてしまうと、こんなにも大きく歪むものだとしみじみ。

続きである「贖いの日」を見つけたら是非買わねば!

素敵な読書タイムを。





posted by mysterynovels at 10:21| USA

2023年09月12日

「8つの完璧な殺人」*ピーター・スワンソン




* 「Eight Perfect Murders」 Peter Swanson *


ミステリー大好きな書店員である私。
本書の「ミステリー専門店の店主が主人公」という設定だけで、猛烈に読みたくなってしまった!

「8つの完璧な殺人」*ピーター・スワンソン(東京創元社)

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物語の冒頭に近い部分で、
>>「わたしは出勤することにした。少なくともそうすれば、しばらくネロと過ごせるし、店の棚の整理もできる。ひょっとするとオンラインで受注した商品の梱包もできるかもしれない」(P16より)<<
と書かれている箇所がある。
書店で働いていらっしゃる方なら誰もがニヤリと頷いてしまうのではないだろうか。

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物語の中に幾つかの推理小説が登場する。
残念ながら私はその中のアガサ・クリスティーの作品しか読んだ事がない。
それでも十分に楽しめたが、もし本書に出てくる推理小説を全て読んでいたら面白さはその比ではなかったであろう。

そして、おそらく意外な犯人なんだろうと思いながら読み進めるも、それでも意表を突く犯人に驚き。

静かながらも淡々と。
寒さ極まる中で冷酷さが徐々に見えてくる。
・・そんなミステリーに感じた一冊。

素敵な読書タイムを。







posted by mysterynovels at 20:36| USA

2023年09月03日

「アルジャーノンに花束を」*ダニエル・キイス





* 「Flowers for Algernon」Daniel Keyes *



「どうしたら幸せになれるのか?」
それは誰にとっても永遠のテーマなのではないだろうか。

「アルジャーノンに花束を」*ダニエル・キイス(早川書房)

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親の期待に応える為にも、テストで良い結果を残さねば・・と、幼き時から勉学に励んだ人は大半であろう。
無論その結果、人は多少なりとも知識を得て、人類の大いなる功績となっていくに違いない。
ただそれが果たして個人の「幸せ」に直結するのだろうか。

高学歴、高収入の人生が「勝ち組」と位置付けてしまう考え方に待ったをかけた本作品に私は色々と考え込んでしまった。

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人の幸せは人それぞれ。
幸せは「こういう条件だから与えられる」と言うものではないからだ。

とは言え、やはり人間にとって幸せを感じるには必要なものがあるのではないかと思う。
それは「愛し愛される事」。

ネタバレするので、これ以上書くにはやめておこう。
とても素晴らしい作品に出会えた事に感謝である。

素敵な読書タイムを







posted by mysterynovels at 17:43| USA

2023年09月02日

「幸運には逆らうな」*ジャナ・デリオン




* 「Soldiers of Fortune」Jana DeLeon *


ワニ町シリーズ第6巻目「幸運には逆らうな」が数日前に発売となった。
待ちに待っていたいた作品だけに大興奮。

「幸運には逆らうな」*ジャナ・デリオン(東京創元社)

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一気にサラっと読んでしまうのが勿体なくて、ゆっくりと味わいながら(時に気になる箇所に付箋紙を貼りながら)拝読。

今回も巧みに、しでかしてくれた やってのけた三人組!
ハラハラドキドキとワクワクが止まりません。
特に巻を重ねるごとにガーティの「やらかし度」がアップして来て目が離せず(笑)

所々に出てくるキリスト教ネタも私の心をくすぐります。
(ネタバレするといけないので、あえてここでは書きませんが)

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そして気になるラスト。
早くも次巻が気になって仕方ないではないか!!
来年春に刊行予定となっている。
今からすでに楽しみ。

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そうそう、売り場のディスプレイ用に可愛いぬいぐるみキーホルダーを100円ショップで購入。
ワニ・・と思いきや、やっぱりワニには見えないかしら。
正面向けて飾ればどうにか見えなくもない・・かな・・(笑)

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素敵な読書タイムを






posted by mysterynovels at 13:37| USA

2023年08月19日

「ロング・グッドバイ」*レイモンド・チャンドラー




* 「The Long Goodbye」Raymond Chandler *


早川書房1Fのサロン・クリスティで、映画「探偵マーロウ」に因んだフェアを開催していたのは数か月前のこと。
珈琲と共にココアシガレットが提供され、その雰囲気に酔いしれた。

その際、是非とも本を読んでみたいと思い「ロング・グッドバイ」を購入。
訳者はなんと村上春樹氏である。

「ロング・グッドバイ」*レイモンド・チャンドラー(早川書房)

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数々のシブい名台詞に逐次反応する私。
「ギムレットを飲むには少し早すぎるね」のセリフが登場した時には、脚をバタつかせて大興奮。

酒と友情、そして愛の縺れ。
金が舞う世で繰り広げられる憎悪劇。

どこを読んでもカッコいい本書に胸を撃ち抜かれた気分を味わった次第である。

素敵な読書タイムを






posted by mysterynovels at 09:14| USA

2023年07月15日

「すてきな 三にんぐみ」*トミー・アンゲラー




* 「THE THREE ROBBERS」Tomi Ungerer *


私の好きな絵本。
「愛蔵ミニ版」を書店で見かけたので思わず買ってしまった。
手のひらサイズなので、文庫本より一回り小さい。

「すてきな 三にんぐみ」トミー・アンゲラー作  いまえよしとも 訳(偕成社

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「すてきな 三人ぐみ」は、アメリカ在住フランス人であったトミー・アンゲラー氏の絵本。
ネタバレになるので詳細は伏せておくが、賛否両論になるような内容が興味深い。

現代の世なら犯罪となってしまうものの、育児放棄や児童虐待のニュースが絶えない今の世で、何とも考えさせられてしまうのは私だけであろうか。

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絵本は決して子供向けだけでないと感じさせる一冊に思う。

素敵な読書タイムを







posted by mysterynovels at 08:00| USA

2023年05月07日

「カップケーキよ、永遠なれ」*J・B・スタンリー





* 「Black Beans & Vice」J.B.Stanley *


「ダイエット・クラブ」(Supper Club Mystery) シリーズ第六弾。
本国アメリカではこの続きも出ているようだが、日本ではシリーズ完結編となっている。

このシリーズ大好きなので是非とも日本で続編を翻訳の上、世に送り出してほしい。

「カップケーキよ、永遠なれ」J・B・スタンリー(原書房 コージーブックス)

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登場人物が次々とハッピーエンドになっていく事に「出来すぎじゃない?」と思われる方もいらっしゃるかもしれない。でもそれこそがCozy Mysteryの醍醐味っぽくて私は好きだ。

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体重100kg超えの方々が集まり事件を解決する・・という何とも微笑ましいこのシリーズに是非私も加えてほしい。(そこまで体重が無いと入れないのかしら)

素敵な読書タイムを!




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posted by mysterynovels at 21:46| USA
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