2016年02月16日
コーヒーの飲みすぎはリスクが大きくなるという新聞記事
14日の朝刊。コーヒーが病気を予防していると言う研究結果が、各国で次々と発表されている。東京大学や国立がん研究センターなどの研究チームが、「コーヒーや緑茶を毎日飲むと、病気で死亡するリスクが低下する」という調査結果だ。
全国の40〜69歳の約9万人を約19年間、追跡調査した。コーヒーを1日3〜4杯飲む人は、ほとんど飲まない人より死亡リスクが24%も低かったという。特に心臓、脳血管、呼吸器の病気のリスクが低かった。反面、5杯以上飲む人は死亡リスクが増えている。
「コーヒーが体に良いのはかなり前からわかっていたが、国立の機関が認めて公表したことに驚きました。日本にはなぜか、誤った有害イメージが長い間あったので」と言うのは東京薬科大学名誉教授で、日本コーヒー文化学会常任理事の岡奇太郎氏。
この岡奇太郎氏は「珈琲1杯の薬理学」や「コーヒーの処方箋」などの著書があり、わたしも持っているもので、特に「コーヒーの処方箋」は、予防医学が中心で2型糖尿病や大腸がん、アルツハイマー病、脳梗塞、妊娠関連など18項目の病気の予防についての記述がある。
さらに、コーヒーの淹れ方はドリップ式がいいとも。そして何よりも重要なのは運動だということ。薬やコーヒーだけでは所期の目的は達成できない。運動を加えることによって相乗効果が得られる。しかも長期間持続が必須だ。健康で長生きが理想だが、普段の努力なくしては実現不可能。私もそれなりの歳になってわかったこと。
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