2016年03月06日
メグ・ライアンの一番キュートなときに思える「恋人たちの予感」1989年の作品
28歳のメグ・ライアンは、すごくキュートで彼女の顔を見ているだけでストーリーはどうでもよくなってくる。物語のテーマは、男と女が本当の友達になれるかというんだが。
シカゴ大学を出たサリー(メグ・ライアン)は、女友達の恋人ハリー(ビリー・クリスタル)とニューヨークまでの18時間を共にする。いきなり男と女が真の友達になれるかという話題に入る。2回の「5年後」というインターバルのあと11年目にしてサリーとハリーは結ばれる。
この映画の面白さはなんと言ってもセリフがユーモアとウィットに富んでいることだろう。随所でニヤリとする。サリーがダイナー、大衆食堂で注文する。
「ドレッシング添えのサラダとパイ・ア・ラ・モード。パイは温めて、クリームはかけないでパイの横に添えて、缶入りでない本物のクリームをタップリね」それを見ているハリーは、目を見張って驚きの表情。
11年目の大晦日。ハリーと喧嘩中のサリーは大晦日のパーティへ。ハリーは寂しく一人ぼっち。夜の町へぶらりと出るハリー。
BGMは、フランク・シナトラが歌う「It had to be you」。曲が終わる頃、パーティ会場の入り口。ハリーはサリーに「やっと分かった。君を愛してる」サリーはいきなり言われてカリカリと怒り出す。
めげないハリーは「サンドイッチの注文に1時間半でも君が好きだ。僕を見るときのここのしわ(おでこを指す)僕の服に染み付く君の香水の香り。1日の最後におしゃべりをしたいのは君だ。寂しいとか大晦日は関係ない。残る一生を誰かと過ごしたいと思ったら早く始めるほうがいいだろう?」
「ほらね。あなたって人はいつも憎めなくなることを言うんだから! あなたなんか大嫌い! 死ぬほど嫌いよ」
言葉とは裏腹に涙を浮かべるチャーミングな目のサリー。結局、男と女の友達にはならなかった。
ここでサンドイッチの注文に……と言ってるが、ロケをしたニューヨークの「カッツ・デリカテッセン」での場面を指す。実在する店は繁盛しているらしい。
さらにこの映画は、AFI(アメリカン・フィルム・インスティチュート)「10ジャンルのトップ10」のロマンティック・コメディ第6位に位置している。そして音楽のプロデュースはハリー・コニックJrで選曲はニューヨークらしく、フランク・シナトラを選んでいるところは目が高い。製作費1600万ドル、興行収入9200万ドル。日本でも2ヶ月のロングランだったらしい。
フランク・シナトラが歌う「It had to be you」をどうぞ!
監督
ロブ・ライナー1947年3月ニューヨーク州ブロンクス生まれ。アカデミー監督賞4回ノミネートがある。
キャスト
ビリー・クリスタル1948年3月ニューヨーク州ロングアイランド生まれ。
メグ・ライアン1961年11月コネチカット州生まれ。
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恋人たちの予感
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