【近付く春、ローゼマインに下町組との別れを悲しんでいる暇はなかった。
貴族院の一年生が終わり、やることはてんこ盛り。
ルッツと約束した本を増やすことはもちろん、春を寿ぐ宴ではエーレンフェストの政略として、ヴィルフリートとの婚約を発表。
上位領地への対抗策を次々に繰り出す。
神官長との魔術具のインク作り、直轄地を魔力で満たす祈念式、ハルデンツェルでは図らずも古い儀式を蘇らせる……。
領地の発展を目指し、下町の大規模な整備まで実施する中、他領の暗躍も活発になっていく。
雪解けに祝福を! 領地に繁栄を!
春の訪れに華やぐビブリア・ファンタジー!】
本好きの下剋上 第四部「貴族院の自称図書委員」(4) 司書になるためには手段を選んでいられません [ 香月美夜 ] 価格:1,320円 |