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2018年08月25日
トロントでの家探し体験記〜その1
日本での家探し経験ですと、週末の半日を使って不動産屋さんに行き、希望の条件を伝えて5−6件内見し、気に入った物件があれば申込書を書いて終了、でした。無知な私はトロントでもそんなものだと思い込んだまま現地に到着してしまいました。家はすぐ見つかるだろうとたかをくくっていたので、現地についてからのホテルは5日分しか用意していませんでした。ところが・・・
事前に日本で住宅検索サイトを見て問合せを何件か入れていたのですが、メールで返事をくれたのは1件だけ。その1件はCraiglist (⇒ こちら)に個人で広告を出していた方でした。いきなり海外に行ったばかりで個人契約というのはあまりにも不安です。でもトロントの賃貸住宅はどんな感じなのかとの好奇心が勝り、到着翌日の日曜日に" We would be happy to schedule a showing."と言われていたので早速出かけてみました。
物件の説明には
★ Newly Renovated 3 Bdrm Professional Landscaped Family Home W/ Private Driveway 2 Car Parking.
★ 2 Minute Walk To Subway, Park, Library, Grocery Store.
★ Top Ranked Schools
とあり、なかなかよさそうです。
物件価格は月3,400ドル(!)と当初想定していた家賃の2倍でしたが・・・。
約束の時間に到着すると、ご主人が玄関で出迎えてくれました。ご夫婦と幼稚園のお子さんとの三人暮らしで、なんと新しい家を買ったのでこの家を賃貸に出すのだそうです。気さくな方で家の隅々までみせてくださり、庭まで案内してくれました。お子さんの遊び道具で溢れていました!
トロントの"house"というとmain floorにLDK, 2nd floorに寝室とbathroom, それに地下室(地面すれすれに窓がある半地下)という構造が多いようです。この家は地下室が完全に分離して庭側から入るようになっていて、独立した1 Bedroomのユニットとして大学院生に貸し出しているとのことでした。その後も何軒か内見したのですが、Torontoの"house" (必ずしも一戸建てではなくsemidetached houseも多いです)の所有者は地下室をアパートとして貸し出したり、Air bnbで貸し出したりして資産運用をしている人が多いようです。
「オーナーが現在も住んでいる家」という安心感もあり、賃料以外は良さそうでしたが・・・入居時期が問題でした。
そもそも入居可能日が"July 1st"とかなり先に提示されて、
"We are looking for a house to live immediately available. If your house is not available until that date, please let us cancel the showing."と伝えていました。
それに対し、
"Ideally our house is not available until July 1 but if you were going to sign a longer term lease 2 years + we might be more flexible."
とのお返事だったので出かけたのでした。
しかし、契約の話になって聞いたところ、入居をいくら早めたとしても2週間くらい、とのことでした。3ヶ月近くもホテル暮らしを続けるわけにはいきません。残念でしたがお断りしました。
翌日の月曜日に初出勤して、オリエンテーションを終えて現地の上司に家探しの件を相談したところ、「銀行口座もまだ開設していないのに家の契約などできるわけがない。」と言われました。すぐ後にわかるのですが、全くその通りです。
上司は「私の古い家が4週間空いているからその間に探すようにしなよ。」と言ってくれました。上司は「不動産賃貸業」もやっていて、次の入居者が入るまでの期間、私たち一家にその家を貸してくれたのです。もちろん家賃はがっつり請求されましたが・・・。(続く)
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事前に日本で住宅検索サイトを見て問合せを何件か入れていたのですが、メールで返事をくれたのは1件だけ。その1件はCraiglist (⇒ こちら)に個人で広告を出していた方でした。いきなり海外に行ったばかりで個人契約というのはあまりにも不安です。でもトロントの賃貸住宅はどんな感じなのかとの好奇心が勝り、到着翌日の日曜日に" We would be happy to schedule a showing."と言われていたので早速出かけてみました。
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★ 2 Minute Walk To Subway, Park, Library, Grocery Store.
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とあり、なかなかよさそうです。
物件価格は月3,400ドル(!)と当初想定していた家賃の2倍でしたが・・・。
約束の時間に到着すると、ご主人が玄関で出迎えてくれました。ご夫婦と幼稚園のお子さんとの三人暮らしで、なんと新しい家を買ったのでこの家を賃貸に出すのだそうです。気さくな方で家の隅々までみせてくださり、庭まで案内してくれました。お子さんの遊び道具で溢れていました!
トロントの"house"というとmain floorにLDK, 2nd floorに寝室とbathroom, それに地下室(地面すれすれに窓がある半地下)という構造が多いようです。この家は地下室が完全に分離して庭側から入るようになっていて、独立した1 Bedroomのユニットとして大学院生に貸し出しているとのことでした。その後も何軒か内見したのですが、Torontoの"house" (必ずしも一戸建てではなくsemidetached houseも多いです)の所有者は地下室をアパートとして貸し出したり、Air bnbで貸し出したりして資産運用をしている人が多いようです。
「オーナーが現在も住んでいる家」という安心感もあり、賃料以外は良さそうでしたが・・・入居時期が問題でした。
そもそも入居可能日が"July 1st"とかなり先に提示されて、
"We are looking for a house to live immediately available. If your house is not available until that date, please let us cancel the showing."と伝えていました。
それに対し、
"Ideally our house is not available until July 1 but if you were going to sign a longer term lease 2 years + we might be more flexible."
とのお返事だったので出かけたのでした。
しかし、契約の話になって聞いたところ、入居をいくら早めたとしても2週間くらい、とのことでした。3ヶ月近くもホテル暮らしを続けるわけにはいきません。残念でしたがお断りしました。
翌日の月曜日に初出勤して、オリエンテーションを終えて現地の上司に家探しの件を相談したところ、「銀行口座もまだ開設していないのに家の契約などできるわけがない。」と言われました。すぐ後にわかるのですが、全くその通りです。
上司は「私の古い家が4週間空いているからその間に探すようにしなよ。」と言ってくれました。上司は「不動産賃貸業」もやっていて、次の入居者が入るまでの期間、私たち一家にその家を貸してくれたのです。もちろん家賃はがっつり請求されましたが・・・。(続く)
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