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2023年11月30日

FX編 第21章 FXのトレンドの見極め方:トレンドの定義や種類、トレンドラインやトレンドチャネル、トレンドの転換や継続

 トレンドとは、為替相場の方向性のことで、上昇トレンド、下降トレンド、レンジの3種類があります。トレンドを正しく判断することで、効果的なエントリーや決済のタイミングを見つけることができます。トレンドの見極め方には、トレンドの定義や種類、トレンドラインやトレンドチャネル、トレンドの転換や継続などのポイントがあります。

トレンドの定義と種類

 トレンドとは、為替相場の方向性のことで、相場が一定の方向に動いている状態を指します。トレンドには、以下の3種類があります。

・上昇トレンド
 為替レートが継続的に上昇していく流れのことです。高値と安値がともに切り上がっていきます。上昇トレンドの場合は、買いポジションを取るのが基本です。

・下降トレンド
 為替レートが継続的に下降していく流れのことです。高値と安値がともに切り下がっていきます。下降トレンドの場合は、売りポジションを取るのが基本です。

・レンジ
 為替レートが上昇も下降もせず、一定のレート幅で上下に動いている状態のことです。高値と安値が水平になっています。レンジの場合は、高値で売り、安値で買いの逆張りを狙うのが基本です。

 トレンドの種類は、チャートを見ることで判断することができます。チャートの高値と安値の動きに注目して、上向きか下向きか水平かを確認しましょう。

トレンドラインとトレンドチャネル

 トレンドラインとは、チャート上に引く直線のことで、トレンドの方向や強さを表します。トレンドラインは、以下の2種類があります。

・サポートライン
 下値支持線とも呼ばれ、相場の下落を支えるラインのことです。チャートの安値同士を結んで引きます。サポートラインは、相場が反発するポイントになります。

・レジスタンスライン
 上値抵抗線とも呼ばれ、相場の上昇を抑えるラインのことです。チャートの高値同士を結んで引きます。レジスタンスラインは、相場が反落するポイントになります。

トレンドラインを引くときのポイントは、以下のとおりです。

・2点以上の高値・安値を結ぶ
 トレンドラインは、2点以上の高値・安値を結んで引きます。1点だけではトレンドが確定しないので、注意しましょう。

・基本的にはヒゲで引く
 トレンドラインは、ローソク足のヒゲも含めたチャートで引くのが基本です。ヒゲは、相場の動きの幅を表すので、無視すると正確なトレンド判断ができません。

・厳密にはヒゲと実体にこだわらない
 トレンドラインは、ヒゲを目安にしますが、ヒゲにこだわりすぎないことも大切です。相場は常に不規則であり、ライン上のピンポイントでの反発は起こりにくいので、実際に反発しているポイントを優先して、ヒゲと実体にとらわれずにライン調整しましょう。

 トレンドチャネルとは、トレンドラインに平行なラインをもう一本引いて、トレンドの範囲を表すものです。トレンドチャネルは、トレンドの強さや持続性を判断するのに役立ちます。トレンドチャネルの中で相場が動いている場合は、トレンドが継続しているとみなせます。トレンドチャネルの上端や下端に相場が接近したり、ブレイクしたりする場合は、トレンドの転換のサインになります。

トレンドの転換と継続

 トレンドの転換とは、相場の方向性が変わることです。トレンドの転換を見極めることで、エントリーや決済のタイミングを見つけることができます。トレンドの転換を見極める方法には、以下のようなものがあります。

・ダウ理論
 ダウ理論とは、テクニカル分析の基本となる理論で、相場の動きには3つのトレンド(大きなトレンド、中間的なトレンド、小さなトレンド)があるという考え方です。ダウ理論では、トレンドの転換は、高値や安値の更新が止まり、逆方向に動き始めることで判断できます。例えば、上昇トレンドから下降トレンドに転換する場合は、高値が切り下がり、安値が切り下がることで判断できます。

・トレンドラインのブレイク
 トレンドラインのブレイクとは、相場がトレンドラインを突き破ることです。トレンドラインのブレイクは、トレンドの転換のサインになります。例えば、上昇トレンドから下降トレンドに転換する場合は、相場がサポートラインを下抜けることで判断できます。

・反転パターン
 反転パターンとは、ローソク足の形が特定のパターンを示すことで、トレンドの転換を予測することができるものです。反転パターンには、ヘッドアンドショルダー、ダブルトップ・ダブルボトム、三尊天井・三尊底などがあります。反転パターンは、トレンドの終わりに現れることが多く、相場の方向転換を示唆します。例えば、上昇トレンドから下降トレンドに転換する場合は、ヘッドアンドショルダーというパターンが現れることがあります。ヘッドアンドショルダーとは、相場が高値を3回つけるパターンで、中央の高値(ヘッド)が左右の高値(ショルダー)よりも高くなっています。このパターンが完成すると、相場はサポートライン(ネックライン)を下抜けて下降トレンドに入ります。

まとめ

 トレンドの見極め方には、トレンドの定義や種類、トレンドラインやトレンドチャネル、トレンドの転換や継続などのポイントがあります。トレンドを正しく判断することで、効果的なエントリーや決済のタイミングを見つけることができます。トレンド分析は、テクニカル分析の基本中の基本ですので、ぜひマスターしてください。





前章
 FX編 第20章 FXのトレードビジョンの実現:夢や目標、理想や希望などを実現

次章
 FX編 第22章 FXのインジケーターの使い方:インジケーターの定義や種類、インジケーターの設定や解釈、インジケーターの組み合わせや選択
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posted by もぴ at 18:00| Comment(0) | TrackBack(0) | FX
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