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2023年12月22日

FX編 第27章 FXの相場の状況の判断方法:状況の定義や種類、状況の判定や切り替え、状況のトレード法

 FXで利益を出すためには、相場の状況に応じたトレード法を選択することが重要です。しかし、相場の状況とは何でしょうか?どのように判断し、切り替えることができるのでしょうか?この記事では、FXの相場の状況の判断方法について解説します。

相場の状況とは

 相場の状況とは、簡単に言えば、相場がどのような動きをしているかということです。相場の状況には大きく分けて、トレンド相場とレンジ相場の2種類があります。

・トレンド相場
 相場が一方向に長期的に動いている状況です。例えば、円安が続いている場合、ドル円は上昇トレンドになります。トレンド相場では、トレンドに沿って売買することが基本です。

・レンジ相場
 相場が一定の範囲内で上下に動いている状況です。例えば、ドル円が100円から105円の間で推移している場合、レンジ相場になります。レンジ相場では、範囲の上限と下限で売買することが基本です。

相場の状況の判断方法

 では、相場の状況はどのように判断するのでしょうか?相場の状況の判断には、主にチャート分析とテクニカル指標の2つの方法があります。

・チャート分析
 相場の値動きをグラフにしたチャートを見て、相場の状況を判断する方法です。チャートには、ローソク足や線グラフなどの種類があります。チャート分析では、トレンドラインやサポートライン、レジスタンスラインなどの線を引いて、相場の動きを分析します。

・テクニカル指標
 相場の値動きに基づいて計算された数値やグラフで、相場の状況や強弱を示すものです。テクニカル指標には、移動平均線やMACD、RSIなどの種類があります。テクニカル指標では、シグナルやオーバーボート、オーバーソールドなどの状態を見て、相場の動きを分析します。

相場の状況の切り替え

 相場の状況は、常に同じままではありません。時には、トレンド相場からレンジ相場に、またはその逆に切り替わることがあります。相場の状況が切り替わるときには、トレード法も切り替える必要があります。では、相場の状況が切り替わるときには、どのように気づくことができるのでしょうか?

 トレンド相場からレンジ相場への切り替えのサインとしては、以下のようなものがあります。

・トレンドラインがブレイクされる。
 つまり、相場がトレンドラインを突き抜けることです。

・テクニカル指標がダイバージェンスを示す。
 つまり、相場とテクニカル指標の動きが逆になることです。

・相場のボラティリティが低下する。
 つまり、相場の値動きの幅が狭くなることです。

 レンジ相場からトレンド相場への切り替えのサインとしては、以下のようなものがあります。

・サポートラインやレジスタンスラインがブレイクアウトされる。
 つまり、相場が範囲の上限や下限を突き抜けることです。

・テクニカル指標がクロスオーバーを示す。
 つまり、相場とテクニカル指標の交差点が増えることです。

・相場のボラティリティが上昇する。
 つまり、相場の値動きの幅が広くなることです。

相場の状況のトレード法

 相場の状況に応じたトレード法を選択することが、FXで利益を出すためのコツです。相場の状況に合わせたトレード法の例を以下に示します。

 トレンド相場トレンドフォロー型のトレード法が有効です。トレンドフォロー型のトレード法とは、トレンドに沿って売買することです。具体的には、以下のような方法があります。

・トレンドラインを利用する方法
 トレンドラインに沿って相場が動くという前提で、トレンドラインに接近したときにエントリーし、離れたときにエグジットする方法です。

・移動平均線を利用する方法
 移動平均線は、相場の中長期的な動きを捉えることができる指標です。移動平均線の上に相場があれば上昇トレンド、下にあれば下降トレンドと判断し、移動平均線の方向に沿って売買する方法です。

・MACDを利用する方法
 MACDは、相場のトレンドや勢いを示す指標です。MACDが正の値であれば上昇トレンド、負の値であれば下降トレンドと判断し、MACDのシグナルに従って売買する方法です。

 レンジ相場では、レンジトレード型のトレード法が有効です。レンジトレード型のトレード法とは、範囲の上限と下限で売買することです。具体的には、以下のような方法があります。

・サポートラインやレジスタンスラインを利用する方法
 サポートラインとは、相場が下落してもなかなか割り込まない水平線のことです。レジスタンスラインとは、相場が上昇してもなかなか突破できない水平線のことです。サポートラインやレジスタンスラインは、相場の範囲の上限と下限を示すものと考えることができます。サポートラインやレジスタンスラインに接近したときにエントリーし、反対側に離れたときにエグジットする方法です。

・RSIを利用する方法
 RSIは、相場の強弱や反転のタイミングを示す指標です。RSIは、0から100の値をとります。RSIが70以上のときはオーバーボート、30以下のときはオーバーソールドと呼ばれ、相場が反転する可能性が高いと考えられます。オーバーボートのときは売り、オーバーソールドのときは買いのサインとなります。

まとめ

 FXの相場の状況の判断方法について、初心者の方でもわかりやすく解説しました。相場の状況には、トレンド相場とレンジ相場の2種類があり、それぞれに合わせたトレード法を選択することが重要です。相場の状況の判断には、チャート分析とテクニカル指標の2つの方法があり、相場の状況の切り替えには、サインを見逃さないことが大切です。FXで利益を出すためには、相場の状況の判断方法をマスターすることが必要です。ぜひ、この記事を参考にして、FXの相場の状況の判断方法を学んでみてください。





前章
 FX編 第26章 FXの相場の心理の分析方法:心理の定義や種類、心理の指標やグラフ、心理のトレード法

次章
 FX編 第28章 FXの相場の動向の予測方法:動向の定義や種類、動向の要因や影響、動向のトレード法
タグ:FX
posted by もぴ at 06:00| Comment(0) | TrackBack(0) | FX
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