ソチ･パラリンピックに向けて: 小間monoや。

2014年02月28日

ソチ･パラリンピックに向けて

パラリンピックであちこち検索すると

『オリンピックに比べたらパラリンピックの扱いが小さい』

・・・・・・
という記事やコメントが　けっこう引っかかってきます。
うーん、どうなんだろう。

極めて日本人的な先入観もあるのかもしれない。
でも個人的には
いずれ大々的に取り上げられると考えています。
本家オリンピックを凌駕する日が来るかもしれないとも
それも日本で

ブログであるゆえにあくまで個人の意見ですｹﾄﾞ

(一主婦の見解なぞ誰も気にしないわね)

好きなんですよね。パラリンピック。
何が好きって

迫力が凄いんですよ。
モノ創り大国にして強国日本の面目躍如
アスリートの装備する器具(マシン)の
精緻にして頑健な創り
繊細なデザイン
世界に誇るテクノロジー

それをアスリートは

補助具として　パートナーとして
またある時は
マシンとして自らの欠損を補い更にパワーアップさせ
あるシーンでは古い友だちのように協力し合い
そして時には完全に屈服させて
使役し乗りこなし　肢体の一部に取り込んでいく

人とマシンの融合
肉体として完全な肢体以上の何か
美しさ・凄さ
そのどれでもないものを感じるのであります

あ、ぶっちゃけ云いますね
ス・ゴ・イ　んですっ

ワタクシも仮にも女子の端くれであるからには
(はしくれですから) (強調構文)

他人や異性の価値基準を図る際には
単純に本能で
その方の強さにチェックを入れるわけですよ

平安時代から何につけ
男子は競い競わされ
女子はそれを見るつなもんですよ
自然社会に於ける生物の営みもそうですね実にサデイステイックな・・・・・・・

「せんせぇ、もう終業ベルとっくに鳴ってます～」

ﾊｯ

閑話休題

単純な話、この目で見て凄いぞ、イイぞ、なものには本能が反応しますね
その目がですね
オリンピックとパラリンピックの両方を
「見たい!!」　と云うとります。
「次はパラリンピックだーーーー! ダーーーーーーッ！！！」

・・・てくらい興奮する。
ソチロスだなんて　それなに何処の国の言葉?
てくらい

心はもう　パラリンピックなのだ

パラリンピックで一番初めにハマったのは通常開催の
車椅子バスケットボール

コレはもう。・・・・
溜息モノの迫力です。
こんなもの見せられたらもう

目が

(表現しようがなかった)

これは完全に通常のバスケットボールとは別物の競技です。
これだけでスポーツとして確立していると云っても良いです(当社比ね)。

→日本車椅子バスケットボール連盟公式サイト

なんていったら良いのだろう
コートの中の格闘技
ほんっっっっとに　格闘技なんだってば
(ﾊｱﾊｱ)

当然選手の乗る車椅子はまるで
グラディエーターの鉄馬車です!

専用のメカニックがついて
競技中の僅かな時間にピットインしてくる選手と
メカニックの呼吸を１つに合わせて
チューニングを行います
それはただ１つ　相手チームより先にゴールにボールを入れるため
ぶつかり合う肉体と車椅子なぞと安寧な名前をつけられた
明らかな武器の金属音

漫画 『リアル』　(井上雄彦氏･作)にて描き出された世界は
凄まじく
通常競技には無い迫力です
飛び散ります!! (なにが) (イヤ、ワタシの汗が)

(参照元)

どうどう落ち着け

バスケ1つとって見ても　オリンピックに勝るとも劣らない
(むしろ上だと声を大にして云いたいくらいですが)

特にまた冬のパラリンピックはね
選手とマシンの関わり方がねまた

イイのよぅ(溜息)

一体化の度合いがねもう

・・・イイのよぅ
パートナーて感じがピッタリ来るの

「ワタシがアナタにメダルを取らせて見せる･･･!!」
的な何かがビンビンと伝わります

いやだから
ソチだ　ソチ。

今年は本国からはホッケーとカーリングの参加者が居ないということで
それがちょっと残念ですが
ナイタースラロームの初開催など見どころも一杯らしいので
楽しみです。

ここからはちょっとパラリンピッ(及びオリンピック)の
残念な側面

直接の知り合いではありませんが
知人のご家族が
水泳のパラリンピック強化選手のトレーナーを
長いことやっておられて

前回見事メダリストとなるまでは
練習場となるプールを貸してもらうことができず

一般>オリンピック強化選手>>>>パラリンピック強化選手

・・・資本主義国のオキテ
儲からないことに企業はお金も手も場所も貸さない

ならば我々ギャラリーがあくまでのん気に
テレビを観て騒いで　それでも

「パラリンピック　スゲェ｣　とやれば
企業も　「おっ　いいかも」　とお金を出してくれるようになる
我々は　集合すれば　「消費者さま」