2014年10月11日
心肺蘇生法とAED。(日記)
以前、AED講習を小学校で受けたお話を記事にしたことがありますが
その流れで 町内でAEDの導入にあたり、心肺蘇生法の講習とAEDの使用方法について
講習会を無料で行ってくれる、というお知らせを広報で拝見して
うむ。1年に2回もチャンスが到来するのも何かの縁、と
早速 申し込んでおきました。
フタを開けたら 先着数十名の定員の中、僅か10名に満たない参加者
かたや
講師側は……
小学校の時は 年配の女性のインストラクターとその助手1名、という
なるほどな、なラインナップだったのと比較して
今回は現役消防署員 6名(!!
講習の間にもひっきりなしに持ち込んでいる無線から救急を知らせる音声が
入ってまいります。
(NHK 『ボーダーライン』 見てます? アレを髣髴とさせる世界が目の前にあったですよ。)
実際に救急の現場にいらっしゃる方の一挙手一投足、また経験に裏打ちさた御言葉や
「こういう場合にはこーしたら」 のアドバイスが訊けて
すごく感動。
そうして今年2回目の講習参加に際して やはり 「あぁ、そうだよなぁ」 と
しみじみと自覚したこと
そして
今回の参加者の大多数の方が やっぱり 勘違いされていたであろう あるツボ
つまり
AEDが救命の主役 ではなく
あくまで 心肺停止者に対する蘇生措置の 王道は
発見していち早く行う 心臓マッサージである、という点です。
消防署の隊員曰く:
「AEDは 金棒、なんです。
あくまで 鬼に金棒、の金棒です。
鬼、に当たる部分、つまり一番肝心なことは
いち早く 心臓マッサージ措置を行うことなんです。」
中には
「ワタシが蘇生に関わったばかりに? 失敗してしまって
結局助からなかったときは、訴えられたりしないんですか?」
という質問を寄せる方もありました。
ソレに対する答えもちゃんとありましたよ。
自身が心肺蘇生を行っても蘇生することが出来なかった場合でも
ちゃんと免責措置があります。
とにかく
「心肺停止状態の人を そのままほっておけばまず100パーント、死亡します。
心臓マッサージが成功すれば、たとえ1パーセントでも、その方の生きられる可能性が生まれます。」
そうですよね。
止ってしまった心臓の、ワタシたちのマッサージが その拍動の役割を担うのです。
コレをご覧の皆様も、ご縁と思っていただいて
どうか 心肺蘇生法の講習の機会が身近にありましたらならば
1度 受けてみてください。
想像していたよりも困難な方法ではありますが
想像していたよりも、ワタシたちが 救命に近い場所にいて
その一端でも お手伝いのできる立場にある、ということが…
ワタシは 少なくとも そう思いました。
台風が近づいています。
2日分のお買い物は もう済まされましたか?
(はぁぁ、ワタシ まだだった…) (´Д`ι)アセアセ
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