2014年07月20日
読書感想文 (日記プラス2)
心の準備もそこそこに プレ・夏休みの3連休ですね。
3連休だから、とりあえず愚夫もいる。そんなわけで
子供とガチで関わる日々のスタート・前哨戦でもあります。
(こだわるほどにうんざりしてきますね)
宿題も相変わらず山ほど出ました。
あんまり小学校でも気合が入っているようには思えない
毎度かわり映えのしない内容です。
『平和作文』 『読書感想文』 『自由研究』 …
「平和作文」、ていうけど
こんだけ世の中 平和と程遠い緊迫した状況にしておいて
子供に平和のこと考えさせるようなバトン 渡すのって
重過ぎない? って思ってしまうのは店主だけですかね
ウチの息子ですら
「ウクライナ情勢について 何か書いた方がいいのかな??」
ってワカランながらも云わせてしまう政情が ツライやら情けないやら。
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で、せめても 「想像の翼」 のコンディションは ベストな状態にしてあげたい。
どうせ書かなくてはいけない読書感想文なら
思い切り感動を得て書いて欲しい
というわけで、トップに上げたAmazonのバナー 『冒険者たち』
ワタクシが小学校高学年になった時分 読んで感動して
当時 ハードカバーの書籍を親にねだる知恵も余裕も無くて
それから随分立って大学生になった頃に
アルバイトで貯めたお金で購入した児童書なのです。 (余りに遠い日)
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学生の当時に手に入れたものですから
家にあるものはもう
背表紙も焼けてしまって ページも色あせてしまっているのですが
子供に 「是非 読んで欲しい」 とさりげな(…さを装い) 勧めてから2年目にして
ようやく
手にとってもらえたぁぁっ
そして
1日半かけて 読みきった息子
その翌日に 早くも感想文を 書いてくれました。
しかも
従来 やっとのことでひねりだして 原稿用紙1枚、だったのが
今年は2枚半、ということで
母として 感動の嵐でギョざいますっっ (なぜかさかなクンの生霊と交霊ちう)
ドブネズミが主人公である、ということ事体 擬人化された動物というファンタジーだけれど
それ以外は ヒトと動物の前に当たり前にある日常の中で
リアルに動く主人公達ネズミの活躍には
ありがちな予定調和などなく、傷つけば当たり前のように命を失う生き物や
友情や裏切りや恋、そして親子の愛憎などが自然にちりばめられており
今手にとって読んでみても 例えば世界的ミリオンセラーである
『ハリーポッター』 シリーズなどと比べても何ら遜色はありません
店主、言い切ります。
案の定 息子もエラく感動してくれて 嬉しかったなぁ
ゲーム世代でも 読書が与える感動はちゃんと理解してくれますね。
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先日 某国営放送の夕方の特集番組で
「大人もハマる児童書」 について取り上げていました。
そこでクローズアップされていたのは 著名な 『守り人』シリーズを記された
上橋菜穂子さんでしたね。
『獣の奏者』 もアニメ化されたので 多くの人がご存知でしょう。
この方の作品は 視点が非常にグローバルな上に 自分と異なる価値観 というものをすんなりと認めたくなる物語の運びがあるので、大人もいつの間にきっと夢中になってしまうのでしょう。
世界観に生きる全てのものに対して 視点が優しいのが特徴かなと思います。
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さて、ワタクシが この路線の副次的 (斜め上) 路線として推したいのが
宮部みゆき のシリーズなのですが
……
長い行桁数に御付き合いいただくのも 連休の夜に心苦しいので
次回に 譲りますね
自分の子供時代に夢中になった物語に
子供が夢中になっている構図って
得がたい感動があります。
それではまた。
photo by 『足成』
読書の夏、が案外 イイ。 ファンタジー系 おススメ
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