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posted by fanblog

2020年05月07日

FX(ドル円)で、移動平均線の方向にトレードしたら勝てるのか?

前回、

「MACDのクロスでエントリーするとき、移動平均線の方向にエントリーすると
優位性が増す。」

ことがドル円(4時間・1時間足)の検証結果で分かった、とレポートしました。

これを読まれた方の中には、

「移動平均線の方向に優位性があるのであれば、移動平均線の方向だけでトレード
 すればよいのではないか。」

と思われた方もいらっしゃるかもしれません。

そこで、いつものパターンですが検証してみました。

< 検証条件 >
 通貨ペア:ドル円
 期間:10年(2010年5月〜2020年4月)
 エントリー条件
  <買い>1本前のバーの移動平均線が2本前のバーの移動平均線よりも
      高ければ、次の足の始値で買いエントリー
  <売り>1本前のバーの移動平均線が2本前のバーの移動平均線よりも
      安ければ、次の足の始値で売りエントリー
 エグジット条件
  <買い>1本前のバーの移動平均線が2本前のバーの移動平均線よりも
      高ければ、次の足の始値で買い決済
  <売り>1本前のバーの移動平均線が2本前のバーの移動平均線よりも
      安ければ、次の足の始値で売り決済
  ストップロス設定なし

 パラメーター:移動平均線・・・単純移動平均、指数移動平均、平滑移動平均、加重移動平均
        移動平均線の計算期間・・・5〜200期間

 初期証拠金:10000USD
 ロット:0.1

移動平均線の計算方式、パラメータの範囲で最適化を行いました。

結果は、4時間足、1時間足とも利益は出ますが、期待利得、勝率悪く、
単独では使えるようなものではないことがわかりました。
MAkatamuki_kensho_hyou.png

◆ストラテジーテスターレポート(4時間足)
MAkatamuki_USDJPY4H_saiteki.png


◆ストラテジーテスターレポート(1時間足)
MAkatamuki_USDJPY1H_saiteki.png


1時間足チャート
MAkatamuki_USDJPY1H_saiteki_chart1.png

こんなところは良さそうにも見えますが、、、

MAkatamuki_USDJPY1H_saiteki_chart2.png

レンジ相場で滅多打ちにされています。

レンジ相場を認識してフィルターをかければ改善されるかもしれませんね。

【結論】
移動平均線の方向にトレードしただけでは勝てそうにない。
別のテクニカルと組み合わせた方が良さそう。
posted by たっけ at 23:14| Comment(0) | TrackBack(0) | EA
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たっけ
2000年から商品先物を中心にトレード。 ITバブル崩壊、同時多発テロ、商品バブル、リーマンショック、商品バブル崩壊へと進んだ騰落を相場を張りながら経験し利益を積み上げる。 現在はFX,CFDを中心に裁量トレードを行っている。 MT4でEAを開発中。
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