2015年03月11日
本日の株価(3/11(水)日経225概況)
本日の日経は58.41円高の18723.52円で小反発しました。前夜、NYダウが、ギリシャ債務問題を嫌気し、332.78ドル安の17662.94ドルと大幅に反落した事を受けて、日経先物株も前日比130円安の18540円となって本日の日本時間を迎えました。寄付きでは、先物にさや寄せする格好で続落スタートとなりましたが、ドル円安の進行に伴い、すばやい買戻しが入り、14時頃には一時171円高の18865円をつけました。 |
その後、ドル円が円高方向に調整し出すと、利確定に押され、結局、前日比58.41円安の18723.52円で終了しました。SQ週の水曜日で警戒されましたが、大きく下振れる事なく、日本株の底堅さが感じられた一日でした。尚、外国証券の寄付き前注文動向は60万株の買い越しでした。個別銘柄では、3月高配当銘柄のエーザイが2.89%高で7112円となりました。これで、3/5に米メルクとの研究提携に関するニュースが発表されて以来、わずか5営業日で13.1%上昇です。
ブログ管理者の気ままな私見
今日の日本株は、警戒されていたほど、大きな売りも出ず、NYダウが大幅安だったにも関わらず反発しました。これにより、今後、日経は大幅に下落せず、日柄調整で終わる可能性も出てきました。しかし、3/17,18の米国FOMCで、利上げに関するコメントが確認されるまで、神経質な展開が予想されますので、油断は禁物です。一方、個別銘柄では、高配当銘柄のエーザイもそうですが、私は日立製作所の動向にも注目しています。日立製作所は、2/4の第3四半期決算で、第3四半期はアナリストの予想を上回ったものの、期末の利益予想を据え置いたため、それが嫌気され、翌日、窓を開けて10%超安となりました。その後、しばらく、52週線での攻防が続き、一度は、上へ抜けますが、大きな信用買残に阻まれ、窓を埋められず、26週線に頭を押さえられて、再度下落。52週線が機能するか試している最中である事が分かります。 そこで、今後の動きを考えてみます。まず、右図の週足と月足をご覧ください。まず、週足を見ると、ここ2年間は、多少の突っ込みはあるものの、52週線がサポートとして機能している事が分かります。つまり、今回も52週線がサポート線として機能するのであれば、上昇し、昨年12/8の高値である940円の突破に挑戦する事になると考えられます。 |
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/3401417
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック