2015年03月10日
本日の株価(2015.3.10(火)日経225概況)
本日の日経は125.44円安の18665.11円で大幅に続落しました。昨日、欧州時間にドル円が120円台後半まで円高方向に振れた事で、CME日経先物(円建て)は、18620円水準まで下落する場面もありましたが、米国時間に入ると、NYダウの反発に伴い、日経先物株にも買戻しが入り、結局、65円高の18855円で本日の日本時間を迎えました。 |
尚、NYダウは、先週末の米国雇用統計における早期利上げ懸念を受けた売りが一巡し見直し買いが入った模様です。本日の日本時間では、外国証券の寄付き前注文動向が、230万株の売りだったものの、反発スタートし、前場は堅調に推移しました。しかし、後場になると、昼一でドル円が一時122円を回復したにも関わらず、先物に断続的な売りが出て、一気にマイナス圏へ転落しました。
ブログ管理者の気ままな私見
日本株は上値圏で強弱が入り混じり、上下が目立ってきました。本日の後場の失速で、一段と調整色が強まってきたと言えそうです。GPIFによる買い支えもあるため、高値を維持しながら、日柄調整と言うシナリオも考えられますが、SQ週の水曜日は荒れやすいとのアノマリーもあるため、明日、売り仕掛けにより、大幅に続落するような展開になると、今後、ある程度の値幅を伴った下落を覚悟しなければならないかもしれません。ただ、今の所、黒田バズーカ2が発射された前の14532円を下回る可能性は低く、このポイントを下回らなければ、中長期的な上昇トレンドは崩れないため、4月末の決算期に向けて、どこかのタイミングで動意づき、再度上昇をし始めると踏んでいます。私は、14532円はさすがに気が遠いので、13週線当たり(17800円当たり)を直近の目安にしようかなと思っています。悪材料もなく、この線を下に突っ込んだ時はカバーする姿勢で挑みます。また、昨日と今日で発表された国内GDPでは、昨年10−12月期のGDP改定値が、企業の設備投資の減少で下方修正されましたが、民間会社が予想している1−3月期のGDPでは、消費の持ち直しから、平均で2.8%増加するとされました。この調子で消費の持ち直しが継続できれば、日本株にはプラス材料になりますね。
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