2015年03月09日
本日の株価(2015.3.9(月)日経225概況)
本日の日経225は、180.45円安の18790.55円と大幅に下落しました。先週末の2月度米国雇用統計が予想を上回り、米国の良好な経済状態が確認された事で、2015年6月のFOMCにて、早期に利上げが実施されるのではないかとの思惑が先行し、NYダウが278.94ドル安の17851.78ドルとなった流れを引き継ぎ、利確優勢の展開となりました。CME.日経先物(円建て)は、3/6(金)の東証終了後、一時、19000円を突破する場面も見られましたが、NYダウの下落とともに失速し、18860円で終了していたため、これにさや寄せする格好でスタートしました。その後、昼にかけて買戻しも入りましたが、後場に再度売り押されました。 |
ドル円は、取引き時間中、121円台前半と円安気味に推移しましたが、株価への影響は限定的でした。外国証券の寄付き前注文動向は500万株の買い越しでした(買い1540万、売り1040万)。個別では、3月末高配当銘柄である、大手医薬品株が、そろって下落しました。
・武田薬品工業(4502):6450円(2.8%安)
・アステラス製薬(4503):1953円(3.65%安)
・第一三共(4568):1929.5円(2.82%安)
・エーザイ(4523):6879円(0.64%安)
ブログ管理者の気ままな私見
今週の日本株は、週末のメジャーSQをにらんだ神経質な相場になりそうです。特にSQ週の水曜日は荒れやすいため注意が必要です。直近の日経225は、1/14(水)の16795円を底値に調整と言う調整もなく上昇し、リーマンショック前の最高値である18264円(2007.7.9)も突破しました。このまま上昇を継続するというシナリオも考えられますが、一旦は達成感も出やすく、また、先週末から著名なアナリスト達の弱気なコメントもチラついてきたため、調整色が強まる可能性があります。この場合、13週線の17800円当たりまで下落するかもしれません。ちなみに2月のSQ値は17886円でした。その間、好業績銘柄の次の買値を見定めて、いくつか網を張っておくのも良いかもしれません。特に、3月末の高配当銘柄は、下に突っ込んだ所を上手くカバーできれば、月末に向けてもう一山あるかもしれませんね。
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