2017年03月17日
17.3.13〜3.17 日経概況:重要イベントで弱含むも底堅い動き
3/13週の日経平均株価は、3/10(金)終値より、83.02円安い、19521.59円で着地しました。週中に日米金融政策発表やオランダの下院選挙を控え、前半は様子見モードとなり、もみ合いました。そんな中迎えた3/15(水)のFOMCでは、政策金利が大方の予想通り0.25ポイント引き上げられました。また、イエレン議長の証言では、年内の利上げ回数が今回を含め3回であるとの姿勢も維持されました。更に、オランダの選挙においても、自由民主党が保護主義を掲げる自由党に勝利した為、後に続く、フランス、ドイツ選挙への警戒も一旦は和らぐ形となりました。一方、両イベント通過後の3/16(木)日経は、ドルの期待買いが大きかった為、FOMC後にドルが113円前半まで売られた事を嫌気し、下落スタートとなりましたが、イベント通過の安心感や、日銀の金融政策現状維持、期末配当取りの押し目買いなどを材料として、即座に下げ幅を縮小。プラスに転じて引けました。3/17(金)はドルの伸び悩みや週末要因で反落しましたが、ここ2日の底堅い動きを見ると、新年度に向けて、2万円の大台回復に挑戦してきそうな空気を感じています。
![日経市場動向_170313_170317.jpg](/moneymanagementinfo/file/E697A5E7B58CE5B882E5A0B4E58B95E59091_170313_170317.jpg)
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