2015年07月25日
おすすめ 高配当銘柄:日産自動車(7201)2015年9月
![配当情報_日産自動車_1509.jpg](/moneymanagementinfo/file/E9858DE5BD93E68385E5A0B1_E697A5E794A3E887AAE58B95E8BB8A_1509-thumbnail2.jpg)
日産自動車(7201)は、日本の大手自動車メーカーで、フランスのルノーとアライアンスを組んでいます。日産・ルノー連合の世界販売台数は、2014年で850万台に上ります(内、日産531.8万台)。ここ数年のトピックスとしては、2010年に本格派電気自動車REAFを販売し、三菱自動車のI-Mevと共に、当時のEVブームの火付け役となりました。近年では、自動ブレーキを代表とする自動運転技術にも力を入れ、2014年10月に、日本で初めて国土交通省より発表された予防安全性能評価でも、スカイライン、エクストレイル、ノートで高い評価を得ています。特にスカイラインは、レクサスLS、レヴォーグ/WRXと並び、最高評価の40点を獲得しています。
配当は、9月と3月の年2回実施され、16年3月期の年間配当予定額は42円。現時点での年間配当利回りは3.39%となっています。株主優待はありません。たとえば、直近の15年9月では、17〜21円を予定していますので、権利付き最終日の、9/25(金)までに100株保有していれば、7/24の終値1239.5円で見積もると、12.395万円の投資金で、1700〜2100円の配当金を得る事ができます。
注目株:日産自動車の最近の株価動向をチェック!!
次に株価に目を向けると、2014年3月期決算では、売上高が前年比20%増の10兆4825億円。純利益も14%増の3890億円となりました。増税前の駆け込み需要のあった国内や、高い成長率を維持していた中国での販売が好調で、グローバル販売台数を前年比5.6%増の518.8万台に伸ばしました。更に、2015年3月期決算でも、国内では、消費増税に伴う需要の低迷により販売台数が減少したものの、中国、北米、欧州では、いずれも販売台数が増加し、グローバル販売台数を2.5%増の531.8万台まで伸ばしました。売上高が8.5%増の11兆3752億円。純利益も17.6%増の4576億円となりました。これに伴い、株価も右肩上がりで推移しています。特に、直近では、2015年3月期、第3Q決算を発表した、2月9日以降、3月配当直前にかけて大きく値を伸ばしました。 | ![]() |
四季報には【続 伸】新車販売は過去最高の555万台(前期比4%増)を計画。営業益続伸。増配。【筆頭株主】仏政府がルノー株買い増し、日産の生産戦略への影響懸念。とあります。また、直近の証券会社による格付けでは、2015年7月10日、クレディ-・スイス証券が、Neutral継続で目標株価を1200→1300円に引き上げていますが、7月14日、モルガンスタンレー証券は、Underweight継続で目標株価を1260→1130円に引き下げています。
昨年の配当権利落ち日前後の株価動向をチェック!
最後に、昨年9月の配当権利落ち日前後の株価推移を見ると、配当権利確定日に向けて大きく買い上がりましたが、配当権利落ち日には、13円の配当落ちがあり、その後、日経が調整した事もあり、少なくとも1ヵ月間は配当落ちを埋める事ができませんでした。 | ![]() |
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