2015年03月15日
おすすめ株主優待・高配当銘柄のご紹介(2015年3月期)第2弾
日本株は高値警戒感はあるものの、先高感から新年度相場へ向けて上値を伸ばす展開が継続しています。本日は、3月末に向けて、私が注目している、おすすめの株主優待、高配当銘柄の第2弾としまして、3つの銘柄をご紹介します。
高配当銘柄:リコー(7752)
まずは、リコー(7752)です。リコーは、年間配当利回りが2.75%と高く、2015年の3月期には17円を予定しています。ここ数年の業績は順調な回復が見られますが、株価は、1000〜1300円のボックスで推移しており、PBRやPER的には割安感があります。3/13の終値は1235円で、昨年の3/13の終値は1277円ですので、日経平均株価が大幅に上昇したのに対し、リコーはやや下がった事になります。ですから、直近では出遅れ銘柄として見直し買いが入るかもしれません。見直し買いや好調な日経平均に引っ張られて、4月にかけ、年初高の1320円を超えてくる可能性は十分に考えられます。 また、昨年の配当権利落ち日前後の株価推移をみると、配当権利落ち日には、1161→1155円と6円下落しましたが、4月の第1週には、配当落ちを埋めている事が分かります。 | 株価推移:2年(yahooファイナンスより) |
高配当銘柄:日立建機(6305)
次は、日立建機(6305)です。日立建機の年間配当利回りは2.73%で、2015年の3月期は、30円を予定しています。業績は改善傾向にありますが、回復のペースは緩やかで、回復の遅さを嫌気されて、第3Q決算前後では10%超下落しました。その後、日経平均株価が上昇する中、上昇の足掛かりが掴めていない状態です。ただ、4月下旬の本決算で、2016年度3月期の強気な業績予想が出てくれば、PER的には割安感も出てきますので、そろそろ出遅れ銘柄として買戻しが強まる可能性もあります。配当利回りも良いため、様子を伺いながら、配当権利日までに買っておきたい銘柄の1つです。 また、昨年の配当権利落ち日前後の株価推移をみると、配当権利落ち日には、1949→1945円と4円下落しましたが、4月の第1週には、配当落ちを埋めている事が分かります。 | 株価推移:2年(yahooファイナンスより) |
高配当銘柄:日産自動車(7201)
最後は、日産自動車(7201)です。日産自動車の年間配当利回りは2.54%で、2015年の3月期は、16.5円を予定しています。大手輸送機器製造業の中ではトップの配当利回りです。3/13には年初高を更新し1303.5円を記録するなど、かなり高値警戒感もありますが、日経平均株価が上値を伸ばしている内は、堅調な推移が想定されますので、下押した時にはカバーする姿勢で挑みたいと思います。 昨年の、配当権利落ち日前後の株価推移を見ると、配当権利落ち日には、899→894円へ下落していますが、2日後には、配当落ちを埋め、4月の第1週には、日経平均株価の上昇に連動して上値を伸ばしているのが分かります。 | 株価推移:2年(yahooファイナンスより) |
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タグ:株主優待・高配当銘柄
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