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2018年03月20日
【お肌】日焼け止めのSPFってなに?【悩み】
日焼け止めにはいろんな種類がありますが、よく目にするのが「SPF」という言葉。CMなどでSPF50!など言われていますがそもそもSPFって何か知っていますか?SPFが高ければ高いほど良いのか?今回は徹底解説致します!
SPFとは
SPFとはサンプロテクションファクター(Sun Protection Factor)の略で、UV−Bの防止効果を表しています。
UV−Bとは?
UV−Bは皮膚の表面に作用し、日焼けの症状と言われる、ほてり、皮向け、赤み、しみ、を引き起こす紫外線です。
少し難しくなりましたが、つまりSPFというのは日焼けによる紫外線の吸収を防止する効果を示しています。
SPF1は何も付けない素肌の状態より、20分〜25分遅らせる効果があります。SPF10であれば、20分×SPF10で200分、防止効果があるという事になり、約3〜4時間は効果があります。
- SPF10 約3〜4時間
- SPF20 約6〜7時間
- SPF30 約10時間
1cmに2mg塗った時の数値です。割と厚塗りですね。効き目を持続させたいなら厚塗りをおすすめします。
よく勘違いされるのが「SPF50だと50時間効く」と思われがちですが、間違いです。SPF50なら50倍遅らせることができるという意味です。つまりSPFは防御力ということですね!
もちろん日焼け止めが強くなれば肌への負担も強くなるのでその日のスケジュール、紫外線量や日照時間によって日焼け止めの強さを使い分けましょう。
こまめに日焼け止め効果のあるパウダーで抑えたり、日傘を併用すると効果倍増します。
PA+++ってどういうこと?
続いて、PAについてご説明します。こちらもよく日焼け止めに書いてありますよね。PA+++なんていう+がたくさんついている商品もあります。
PAとははProtection Grade of UVA(プロテクション グレイド オブ UVA)の略で
UV−Aを防ぐ効果があります。
UV−Aとは?
真皮まで入り込み、肌の奥でコラーゲンやエラスチンなどの繊維細胞を切断します。その結果に肌のたるみやしわを引き起こし老化を早めるものです。ほくろを増やしたり皮膚を黒くなる原因にもなります。つまりUV−AもUV−Bもお肌には天敵です。
+はそれらを防御する力の強さを示しています。
- PA+ 防御効果がある
- PA++ 防御効果がかなりある
- PA+++ 防御効果が非常にある
- PA++++ 防御効果がかなり高い
強すぎるタイプに注意
じゃあSPF50でPA++++を使えば絶対大丈夫じゃん!と思いますが、強いタイプはその分お肌に刺激が強いのです。おすすめな使い方はその日のスケジュールに沿った紫外線量、日照時間などで自分に合った数字の日焼け止めを選ぶのがおすすめです。
また、無意識のうちにやってしまう頬杖や皮脂や汗。時間が経つにつれ日焼け止めはムラが出てきたり取れてきたりするのです。できることなら、2、3時間おきに塗り直すことがおすすめです。高価な日焼け止めを1日に1度だけ塗るよりは、安い日焼け止めを1日に何度も塗り直すほうがずっと効果的です。
まとめ
以上、日焼け止めのSPFとPA+についてご説明しました。まとめると最強の日焼け止めはSPF50PA++++になりますが日焼け止め効果が強い分、お肌の刺激も強くなります。敏感肌の方などは自分の必要な時間に合った日焼け止めを使うように心がけましょう。