2024年01月08日
めまいに漢方 冷え性対策 耳鳴りにも
春先に…というか2月くらいから毎年のようにめまいになっていた時期がありました。
冷え性だからなのか、耳鳴りもしてきて…
ということで耳鼻科に行ったのですが、
原因はわからないねぇ〜と言われたのでした。
ストレスかもね、と。
その時に処方してもらったのは漢方薬。
慣れると普通に飲める?食べる感じで、気にならなくなります。
(これは自分の感想です。味は苦いというかお茶っぽい?)
漢方は続けて飲むんですがそんなに効いた!という劇的なものではなく、
そこから春になり暖かくなると冷えもなんとなく良くなりつつ…
めまいはだんだんおさまり、耳鳴りも桜が咲く頃には消失していき…
という経過をたどります。
やはりお薬ということもあり、お医者さんに行かなくなっても
薬局でツムラやクラシエを見たりして、処方されたお薬と同じものとか、
風邪に効くみたいな葛根湯(カッコントウ)を飲んでみたりもしました。
飲んだら安心するのか、そうしてよく休んだらちょっとずつ良くなる…
という地道な自分へのいたわりを忘れず、ケアすれば身体も答えてくれる気がします。
冷え性の体質なのか、今でも冬は手足が寒いですが昔ほどひどくなくなりました。
原因というか、強制的にでも身体を休ませないといけない時もある…と、
張りつめていた糸を緩めた感じです。
今は漢方は飲んでおらず、お医者さんにかかるのは酷い風邪とかでしょうか。
十数年でインフルに一度かかった…ような気もしますが幸い苦しまず、
吸入するお薬を医院でしてもらえて早めの対処ができました。
免疫については詳しくないですが、何事も頑張りすぎず…頑張る方向を考えつつほどほどに。
体調の限界を知って調整できるようになったのは漢方と付き合った期間があるからかも。
症状にぴったりくるのかは体調にもよりますが、失敗もそんなになく、
じんわり効いている気がします。
ツムラだったかな、薬局でトリカブトの入ってるものを見たことがあります。
附子(ぶし)というそうで毒性は取ってあり、冷えに効くみたいですね。
ただこれはちょっっっとだいぶお高くて手が出ませんでした。
もう冷え性にはあまり悩んでないので飲むことはないかも…。
なんとなく冬になると思い出す、漢方の味でした。
(改行など手を加えています)
参考:日本臨床漢方医会事務局 メールマガジンより
漢方を知ってさらに健康に!! 2023年 年末号
咳や痰に
〜冬の漢方
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
今年の夏は異様な暑さでしたが冬に入っても暖かな日が続き、
例年よりも暖冬が予想されています。
医療界では新型コロナの波が過ぎたかと思えばインフルエンザ感染症が大流行となり、
西洋薬の咳止めや解熱剤などの在庫が無くなってきている中、
本格的な流行シーズンに突入しようとしています。
皆様くれぐれもご用心ください。
ところで、冬になって花が咲く植物はあまり多くないのですが、
12月から1月頃になると枇杷(ビワ)の花が見られるようになります。
ビワはバラ科の常緑高木で中国原産です。
古い時代に日本に伝来し、正倉院文書や『本草和名』にもその記載が見られます。
ビワでイメージされるのは初夏の頃にお店に並ぶ橙色の甘い果実ですね。
8〜9月に採取したビワの葉の裏側の毛を取り除いたものは
「枇杷葉(ビワヨウ)」という生薬になります。
これを肉桂・莪朮(ガジュツ)・甘草・カッ香(カッコウ)・木香等と共に煎じたものを
「枇杷葉湯(ビワヨウトウ)」と言います。
クーラーや扇風機のない江戸時代の夏に暑気払いや
疫痢を防ぐ妙薬として一般に広く愛飲されたそうです。
また、この「枇杷葉」は、アミグダリンやビタミンB1、タンニンなどを含んでおり、
胃の調子を整えて痰を切り咳を鎮める働きがあり、漢方薬では
辛夷清肺湯(シンイセイハイトウ)や
枇杷清肺飲(ビワセイハイイン)に使用されています。
漢方ではこれ以外にも鎮咳・去痰効果のある薬剤は数多くあります。
止まりにくい咳や切れにくい痰に漢方薬はいかがでしょうか?
草花クリニック・古田誠
発行元:日本臨床漢方医会事務局
URL : https://kampo-ikai.jp
冷え性だからなのか、耳鳴りもしてきて…
ということで耳鼻科に行ったのですが、
原因はわからないねぇ〜と言われたのでした。
ストレスかもね、と。
その時に処方してもらったのは漢方薬。
慣れると普通に飲める?食べる感じで、気にならなくなります。
(これは自分の感想です。味は苦いというかお茶っぽい?)
漢方は続けて飲むんですがそんなに効いた!という劇的なものではなく、
そこから春になり暖かくなると冷えもなんとなく良くなりつつ…
めまいはだんだんおさまり、耳鳴りも桜が咲く頃には消失していき…
という経過をたどります。
やはりお薬ということもあり、お医者さんに行かなくなっても
薬局でツムラやクラシエを見たりして、処方されたお薬と同じものとか、
風邪に効くみたいな葛根湯(カッコントウ)を飲んでみたりもしました。
飲んだら安心するのか、そうしてよく休んだらちょっとずつ良くなる…
という地道な自分へのいたわりを忘れず、ケアすれば身体も答えてくれる気がします。
冷え性の体質なのか、今でも冬は手足が寒いですが昔ほどひどくなくなりました。
原因というか、強制的にでも身体を休ませないといけない時もある…と、
張りつめていた糸を緩めた感じです。
今は漢方は飲んでおらず、お医者さんにかかるのは酷い風邪とかでしょうか。
十数年でインフルに一度かかった…ような気もしますが幸い苦しまず、
吸入するお薬を医院でしてもらえて早めの対処ができました。
免疫については詳しくないですが、何事も頑張りすぎず…頑張る方向を考えつつほどほどに。
体調の限界を知って調整できるようになったのは漢方と付き合った期間があるからかも。
症状にぴったりくるのかは体調にもよりますが、失敗もそんなになく、
じんわり効いている気がします。
ツムラだったかな、薬局でトリカブトの入ってるものを見たことがあります。
附子(ぶし)というそうで毒性は取ってあり、冷えに効くみたいですね。
ただこれはちょっっっとだいぶお高くて手が出ませんでした。
もう冷え性にはあまり悩んでないので飲むことはないかも…。
なんとなく冬になると思い出す、漢方の味でした。
(改行など手を加えています)
参考:日本臨床漢方医会事務局 メールマガジンより
漢方を知ってさらに健康に!! 2023年 年末号
咳や痰に
〜冬の漢方
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
今年の夏は異様な暑さでしたが冬に入っても暖かな日が続き、
例年よりも暖冬が予想されています。
医療界では新型コロナの波が過ぎたかと思えばインフルエンザ感染症が大流行となり、
西洋薬の咳止めや解熱剤などの在庫が無くなってきている中、
本格的な流行シーズンに突入しようとしています。
皆様くれぐれもご用心ください。
ところで、冬になって花が咲く植物はあまり多くないのですが、
12月から1月頃になると枇杷(ビワ)の花が見られるようになります。
ビワはバラ科の常緑高木で中国原産です。
古い時代に日本に伝来し、正倉院文書や『本草和名』にもその記載が見られます。
ビワでイメージされるのは初夏の頃にお店に並ぶ橙色の甘い果実ですね。
8〜9月に採取したビワの葉の裏側の毛を取り除いたものは
「枇杷葉(ビワヨウ)」という生薬になります。
これを肉桂・莪朮(ガジュツ)・甘草・カッ香(カッコウ)・木香等と共に煎じたものを
「枇杷葉湯(ビワヨウトウ)」と言います。
クーラーや扇風機のない江戸時代の夏に暑気払いや
疫痢を防ぐ妙薬として一般に広く愛飲されたそうです。
また、この「枇杷葉」は、アミグダリンやビタミンB1、タンニンなどを含んでおり、
胃の調子を整えて痰を切り咳を鎮める働きがあり、漢方薬では
辛夷清肺湯(シンイセイハイトウ)や
枇杷清肺飲(ビワセイハイイン)に使用されています。
漢方ではこれ以外にも鎮咳・去痰効果のある薬剤は数多くあります。
止まりにくい咳や切れにくい痰に漢方薬はいかがでしょうか?
草花クリニック・古田誠
発行元:日本臨床漢方医会事務局
URL : https://kampo-ikai.jp
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/12379187
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック