2023年2月11日、DAILYCOINが報じた記事(Cardano (ADA) Founder Slams SEC’s “One-Size-Fits-All” Staking Regulation)の内容です。
タイトル:カルダノ(ADA)創業者がSECの「画一的な」ステーキング規制を非難
●SECは米国で暗号通貨のステーキングサービスに規制をかける可能性がある。
●チャールズ・ホスキンソン氏は、暗号通貨のステーキング規制の可能性について見解を述べている。
●ホスキンソン氏は、微妙に違うステーキングモデルが同じものとして分類されるのは「業界全体にとって不都合」であるとの見解を示している。
米国証券取引委員会(SEC)は、最近、規制を乱発しながら暗号通貨コミュニティ全体に警鐘を鳴らしている。
最近、米国で暗号通貨のステーキングが禁止される可能性があるとの噂が、CoinbaseのCEO、ブライアン・アームストロング氏によって伝えられ、暗号通貨のステーキングに規制がかかれば、「米国が辿る道はとんでもないことになる」と言った。
この会話に対する熱い返信の第二弾として、IOGとカルダノの創設者であるチャールズ・ホスキンソン氏は、今週、クリプト関連のTwitterで話題になっている米国でのステーキング規制の可能性について議論する動画を配信した。
チャールズさんのツイート
Staking and Regulation
2023年2月10日
この動画は、イーサリアムとカルダノのモデルのようにそれぞれが違うステーキングを実施していることについて、ホスキンソン氏が詳しく返答した部分である。ホスキンソン氏は、規制機関がイーサリアムとカルダノのようなステーキングメカニズムの微妙な違いに「画一的」な解釈を当てはめようとするのは、「業界全体にとって不都合」であるとの見解を示している。
同じものから作られてはいない
ホスキンソン氏は、プルーフ・オブ・ステークモデルには運用の形態に多くの違いがあり、その違いには、ステーキングが流動的か非流動的か、保管型か非保管型か、ボンディングやスラッシングの仕組みがあるかどうかが挙げられると言っている。
カルダノの創設者は、ステーキングモデルには、保管型であることによるリスク、情報の非対称性が存在し得ること、リターンを生み出すにはステイカーに代わって資金にアクセスしなければならない「規制対象行為者」の尽力に依存することから発生するリターンを得るまでのリスクがあることを示唆している。
*情報の非対称性:市場で一方の取引主体が他方よりも多くの情報や良い情報を持っていて、そのうえで取引の意思決定が行われるような不均等な情報構造
そのような経緯から、ホスキンソン氏は、「取引所がステーキングビジネスから撤退する」という考えに全面的に傾倒しているわけではなく、米国および世界のステイカーのリスク要因を軽減するために、ステークプールオペレーターとステーキングが「分配され、分散化される」ことを望んでいると伝えた。
果たして良いニュースなのか
カルダノの創設者によれば、エコシステムには「もっと賢明なコンセンサスモデル」というものもあって、それをもってすれば、規制に対して法的に強く出ることができ、画一的と思われるSECの規制に良好に立ち向かえると考えているようだ。
カルダノに関しては、ホスキンソン氏は、このエコシステムが「ステーキングプールモデルが規制の監視を受けた場合でも、それをまとめてシンジケートできるような難解な法的構造」をもってして、率先して動くこともできると宣言している。
さらに、ホスキンソン氏は、中央集権的な規制に関する懸念は、米国が「米国での暗号通貨の現状」に対してもっと合理的なアプローチをする別の政党に変われば、おそらく吹き飛ぶ可能性があるとの見解を示している。
別の視点から
●米国を拠点とする暗号通貨取引所のKrakenは、無登録証券を提供したとして、SECとの和解の一環としてペナルティを科され、多額の罰金の支払いとともに、暗号通貨のステーキングプログラムを停止することに合意した。
●SECとRipple社との間では訴訟問題は何年も前から起きており、おそらくステーキング規制に関しても同じような運命が取引所を待ち受けている可能性があることを暗示している。
留意すべき理由
米国での暗号通貨のステーキングの禁止は暗号通貨取引所に大きな影響を及ぼす可能性があるが、まずは取引所の運営や設計の微妙な違いに応じた規制について合意に至るべきである。
(記事は以上です。)
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