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2020年03月14日

”いただきます” ”ごちそうさま” 生き続ける文化

こんにちは福島です。

栄養士2年目になります。



「いただきます」の語源。

「いただきます」の「いただく」は、神様にお供えしたものを食べるときや

位の高い方から物を受け取るときに、頂(いただき。頭の上)のかがげたことから、

「食べる」「もらう」の謙譲語として「いただく」が使われるようになったことに由来します。

やがて、食事を始めるときに「いただきます」というようになり、食前のあいさつとして定着しました。




「いただきます」の意味

@食事に携わってくれた方々への感謝

A食材への感謝


 @食事に携わってくれた方々への感謝

   料理を作ってくれた方、配膳をしてくれた方、配膳ををしてくれた、魚を捕ってくれた方など、

   その食卓に携わってくれた方々への感謝の心を表しています。

 A食材への感謝

   肉や魚はもちろんのこと、野菜や果物にも命があると考え、

   「〇〇の命を私の命にさせていただきます」とそれぞれの食材に感謝しており、

    こちらが本意だといわれています。

    その食事に携わってくれた方々への感謝の心を表しています。





 先日、私の尊敬する日本文化の先生がこの話をされたとき、

聞き手の背筋が伸びたのがとても印象的でした。

おなじみの言葉でも、その背景を知ることで心持が変わってくるのでしょう。

その先生のお宅では、お孫さんが「にんじんの命を私の命にさせていただきます」と言っては、パクッ、

「卵の命を私の命にさせていただきます」と言ってはパクッ、食べているそうです。


そこで思い出したのが、

給食費を払っているのだから、「いただきます」を言う必要はないと学校に申しいれた親がいる。

という話です。

もう何年前の話ですが、世間の話題になった際、世知辛い世の中になったものだと嘆く方が多かったのを

覚えています。

また、お金を払っているのだからお店で「いただきます」

を言う必要はないと考える人が少なからずいるそう。

いずれもお金が中心で、「いただきます」の6文字に、

生きる姿勢が垣間見えますね。


「ごちそうさま」の語源と意味

昔は今のように冷蔵庫もスーパーマーケットもありませんから、

食材を揃えるのは大変なことでした。

「馳走」は走り回るという意味で、

食事を出してもてなすために走り回る様子を表しています。

やがて、丁寧語の「御」をつけた「御馳走」にもてなすという意味が含まれるようになり、

贅沢な料理をさすようになりました。

そして、色々と大変な思いをして食事を準備してくれた方への感謝を込めて「様」が付き、

食事の後に「ごちそうさま」「ごちそうさまでした」挨拶するようになったのです。

皆さんはこの言葉を漢字で書けと言われてかける人はいますか?

漢字で書くと「御馳走様」とかきます。

ごちそうさまの意味を知って漢字で表して書くと

そのありがたさが身に沁みます。

ぜひ、食後の「御馳走様」を言って、

食に感謝をするようにしましょう!





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