2019年05月24日
火事場の馬鹿力
ある火災現場で、老人女性が一人では到底持てない貴重品の入った金庫を持ち出したという逸話がある。その力こそ「火事場の馬鹿力」という。スポーツの競技で例えると重量挙げの選手が自分の限界以上のバーベルを持ち上げるときに「火事場の馬鹿力」に似た「強烈な瞬発力」が必要だという。陸上競技ではハンマー投げ、やり投げ、砲丸投げ、走高跳、走幅跳などであろうか。「火事場の馬鹿力」を発揮するためには常日頃から自分の限界に挑戦する練習をいかに多くやっているかに掛かっている。また、大切なことは、「強烈な瞬発力」を導き出すためのメンタルトレーニングや呼吸法も重要である。いわゆる、競技の前に「自分はできる」などの暗示をかけて深呼吸をする方法である。大相撲の立ち合い前に塩を高く捲くとか一点を睨みつける動作等も暗示の一つと言われる。私も剣道の試合前に竹刀を力強く握りしめて「負けない、負けない」と暗示をかけ、深呼吸をして試合に挑んだ青春時代があった。
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