2018年12月02日
西南戦争はなぜ起きた？
明治10年2月17日大雪の中、西郷軍は東京を目指して出発した。全国で政府への不平士族が反乱を起こす中、鹿児島にも大久保利通から密偵が送られ、私学校と西郷さんの様子を見て、適時に報告するようにということであったが政府から密偵中原尚雄（伊集院出身）あての電文に「ボウズヲ シサツ セヨ」とあり、「私学校と西郷さんの様子を視察せよ」という言葉を「西郷隆盛を刺殺せよ」と私学校の士族たちが勘違いして、篠原国幹や桐野利秋らが西郷どんに決起を促し、担ぎ出したというストーリーである。一つの言葉のアヤが日本歴史上最後の日本人通しの戦争になった。単刀直入に言えば西郷隆盛と大久保利通との戦い、もっと平たく言えば、薩摩士族（人）同士の殺し合いになったわけである。もし、「電文（言葉）の読み違いがなかったら」と思うと日本の歴史はどうなっていたか？・・・・・・
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