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2018年04月15日

剣道の教えから学ぶこと

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千日の稽古を「鍛」とし万日の稽古を「錬」とする。そして,勝負は一瞬なり。
これは,剣豪 宮本武蔵が修行は鍛錬の連続であると説いた言葉である。今「侍」は存在しないが現代社会の日常生活の中でサムライが学んだ武士道の教えが随所に見られる。
 ここでは「武士道」を現在の「剣道」に置き換えて私たちの生活で当てはまることを紹介したいと思う。


1 目付
「観見の目付」観の目強く,見の目弱し。観の目は心の眼ともいい相手の心の動きを感じ取るということである。第六感とも相通ずる。見の目は実際,目で相手を見ることであり眼中を正面に見据えて両脇も見るということである。「木を見て森を見ず。」ということわざにも通じる点があり目前の木ばかり見ていると全体の森を見失うことになるという例え。
「遠山の目付」とは相手と対峙する時,身体の一部分に囚われて見ないようにし,富士山の山頂から裾野の全体を見るような目付が大事である。

2 間合い
「一足一刀の間合い」一歩踏み込めば相手を打つことができる間合い,一歩下がれば相手の攻撃を防ぐことができる間合い。その他「近間」「遠間」 があるが剣道の攻防には適さない間合い。

3 一拍子
「刀で斬る」とき,振り上げてから斬り落とすまで「イチ,ニ」ではなく「イチ」の動作(一拍子)で行わないと相手は斬れない。丹田(下腹)で斬るとも言われ,熟練した者でないとなかなか思うようにいかない。

4 構え
「五行の構え」上段・中段・下段・脇構え・八相の構えとあり攻防に一番適した構えは中段(正眼の構え)である。脇構えは巌流島の決闘で佐々木小次郎が長尺の刀で振りかぶったときに宮本武蔵は小舟の櫂を脇に隠して一刀のもとに小次郎を倒した逸話がある。脇構えは相手の正面に立つと刀の長さが分からない構えである。また,この決闘では武蔵は太陽を背にして構えたという戦法が凄い。(小次郎は太陽が眩しくて見えない。)

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