中国による福島の処理水への風評被害が酷い。
やめる気配がないので、日本としては繰り返し、事実を訴えるしかないだろう。
Yahoo!より、
日本の国旗を燃やす中国のサッカーファンに物議…処理水放出に対する抗議と報道
9/23(土) 10:36配信
ゲキサカ
https://news.yahoo.co.jp/articles/38faa246e1a666915eca82b42d572a5ef3c5164c記事より、
武漢三鎮(中国)のサポーターが浦和レッズとの試合で日本の処理水海洋放出に抗議を示したと、台湾『中央通訊社』など中華圏メディアが22日に報じた。
浦和は20日に行われたAFCチャンピオンズリーグ(ACL)グループJ第1節で武漢三鎮のホームに乗り込み、2-2のドロー。試合後、武漢三鎮サポーターがスタジアムの外で日本の国旗に火をつけ、破って投げ捨てる動画が拡散された。
台湾『中央通訊社』は「なぜ中国のファンがこのような行動をとったのかは定かではないが、一般的な意見としては、日本の核処理水の海洋放出に対する反応ではないかと言われている」と見解を示している。
上海在住の中国人サッカーファンは台湾『中央通訊社』の取材に対し、「日本の国旗を燃やす一部の中国人ファンの行動は確かに良くない。自国の旗がこのような扱いを受けることを誰も望んでいないはずだ」としながらも、「しかし、スタジアムで『海が泣いている』という横断幕を掲げたファンには同意する。日本が他国の反対を無視して核廃水を海洋に放出し、海と人々の健康を害していることに対して、中国はあらゆる面で不満と非難を表明する必要がある」と話したという。
中国はどうなのか?は、以下の記事より、
Yahoo!より、
中国はなぜ日本水産物の全面的な一時輸入禁止に入ったのか?
遠藤誉中国問題グローバル研究所所長、筑波大学名誉教授、理学博士
8/29(火) 13:53
https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/dd91fd5500e47ff6c8b6ef8a9dfc5b2212434805記事より、
◆中国の放射性廃棄物の実態に関して
今年7月10日に在北京日本大使館が発表した<処理水に関するQ&A(最新版)>はまず、日本が福島第一原子力発電所で、どれくらいの量の放射性物質が混ざっている処理水を海に放出しているかを説明している。それによれば、日本は、トリチウム以外の全ての核種について、ALPS(多核種除去設備)などの規制基準以下で浄化されたことが確認された水のみを放出することになると説明。ALPSで除去できないトリチウムは海水で1500Bq(ベクレル)/L以下に希釈され海に放出している。これは規制基準値の1/40、WHOガイドラインの約1/7となる。
一方、中国の「原子力施設からの放射性核種を含む廃水」に関しては、以下のような中国の現状を説明し、「中国原子力年鑑2021、2022」に基づき、データを列挙している。
●中国の現状説明:
中国も日本と同様、原子力施設からトリチウム等の放射性核種を含む廃水を、IAEAが定める国際基準に従って海洋に排出している。 日本は、多核種除去設備(ALPS)処理水から海に放出されるトリチウムを毎年22兆ベクレル放出すると予想されており、これは中国浙江省の秦山原子力発電所の年間排出量の約10分の1、広東省の陽江原子力発電所、福建省の寧徳原子力発電所、広東省の紅岩河原子力発電所の年間排出量の約5分の1に相当します。