2012年05月21日
フリーランスの心得 仕事をスムーズに進めるために心がけていること10個
フリーランスになって3年目に突入しました。
お蔭様で、色々なお客様にお会いすることができ、その中でこちらも成長することができました。
「あの時こうしておけばよかったなぁ。」
ってことが結構ありまして、それらの反省をふまえつつ、最近お客様にお会いしたり、新規でお仕事をいただく場合は、自分の中で「こうしておこう」ということが明確になってきましたので、それをまとめてみたいと思います。
たまにはこうやって、フリーランスっぽい記事も書いてみようかと。
大前提に、
お客様任せにせず、こちらがまず動く。
ということを心がけています。
こちら手動で必要なものをお願いすることによって、お客様も動きやすくなります。
また、こちらが迅速に動く姿勢を見せることにより、お客様にも安心していただくことができます。
1.ヒアリングシートを準備して打ち合わせに望む。
一番最初の打ち合わせではもちろんですが、途中途中の打ち合わせでも、必ず聞かなければならないことをリスト化して望みます。
僕自身、アドリブが苦手な方なので、自分の不安を消すためにも、これとこれとこれは絶対聞いておかなければならない、とノートに書いておきます。
一番最初であれば、「どんなことをしたいですか?」とか「ターゲットはどこですか?」とか「イメージしているものに近いホームページってありますか?」とか、リニューアルであれば「何で作り直したいのですか?」等をベースに、お客様によって項目は変えます。
2.なるべく専門用語は分かりやすい言葉に変えて説明する。
これは当たり前のことだと思いますが、「Webサイト」は「ホームページ」、「ドメイン」は「ホームページアドレス」と言ったように、専門的な言葉は分かりやすい言葉で説明するように心がけています。
まずはお客様に理解していただき、心を開いていただかないといけません。
3.最初の打ち合わせで資料になりそうなものはなるべく多くもらって帰る。
メニュー表や、商品のチラシ、DM、会社案内の冊子等の参考になりそうな資料は、なるべく最初の打ち合わせでいただくようにします。
その場で、いただける資料ってありますか?って聞くと、意外にたくさんの資料を出してこられます。
とりあえずいただいて、持ち帰って精査する方が効率が良いです。
4.最初の打ち合わせである程度の外観、社内、店内写真を撮影させていただく。
「3」とかぶるのですが、あえて項目を分けます。
まず断言できることが、後で「お店の写真をいただけますか?」と聞いても、ほぼいただけません。
もしくはものすごく時間がかかります。
写真待ちで、サイト制作の進捗が滞ってしまったことが多々あったので、最初の打ち合わせでは、かならずカメラを持参します。
「撮らせていただいてもいいですか?」と聞くと、大抵のお客様は「どうぞどうぞ。」とおっしゃられます。
また、こちらのカメラ(デジタル一眼)を見せておくことによって、ちゃんと撮影してくれるんだな、とお客様にも安心していただけます。
そのお客様の気持ちに応えられるよう、もっともっとカメラの腕を上げなければなりませんがね。
▼ちなみにマイカメラがこれ。
5.メールした後は電話する。
お付き合いさせていただくお客様にもよるのですが、メールだけの連絡では、早いレスポンスは望めません。
「メールしておいたので、確認してまた返事いただけますか。」
と電話を1本入れるだけで、レスポンスは早くなります。
6.何かお願いするときは期限を設ける。
期限を設けない連絡は、なかなか返答をいただくことができません。
「明日中にご連絡いただけますか。」
と一文、一言入れるだけで、レスポンスは早くなります。
7.ドメインやレンタルサーバーの契約は代行する。
美容室様や個人で経営されている小規模店舗のお客様が多いからなのですが、ドメインってなに?レンタルサーバーってなに?というお客様がほとんです。
それぞれの概要は分かりやすく説明はしますが、必要だと納得いただいた上で、
「こちらで全部代行して契約しておきますので、その分を含めた見積もりを出させていただきますね。」
と言うと安心していただけます。
補足として、2年目以降のランニングコストは忘れずに説明しておきましょう。
8.写真を使うデザインをする時は実際に使いたいイメージの画像に近い写真を入れてデザインする。
写真をいただけないからと言って、とりあえずグレーの四角を配置して、ここに写真が入ります、と言う提示の仕方では、お客様も完成物をイメージしにくいです。
よほど専門的なイメージ画像で無い限り、レンタルフォトのサンプル画像でもなんでも良いです。
こちらがイメージしている画像を配置して、お客様にご確認いただきます。
その場合、もちろん補足は忘れずに。
「このようなイメージ画像を想定しています。問題なければ同じようなカットで撮影させていただけませんか。」とかね。
9.文章の原稿はタタキ台としてこちらである程度作成する。
お店や会社の紹介文や、プライバシーポリシー等、お客様から原稿をいただかなければならないものでも、ある程度こちらで作成して、内容に問題ないか確認していただき、追加したいものや削除したいものだけを連絡いただくようにしています。
真っ白な状態で、「文章の原稿をください。」とだけお願いしても、一般のお客様にはなかなか面倒で難しい作業なのです。
10.サイト公開後でも修正依頼をしていただきやすいように保守契約を提案する。
よく耳にするのが、「ホームページ作ったけど、ちょっとした文字の修正や画像を入れ替えるだけで、1万円くらい請求される。」「更新したいけど、更新費用がかかるんでしょ。」等、公開後の更新費用が思っていたよりも高くつくので、運営を継続していきたいけど難しい、とおっしゃるお客様が非常に多いです。
ホームページは、公開した後からが勝負です。
ドンドン更新していって、活性化していただかないと意味がありません。
うちの場合は、その更新費用をある程度見越して、簡単な文字修正や画像差し替えなどは、公開後1年間は無料で対応させていただく、年間保守契約を提案しております。
保守費は更新頻度によって金額は異なるのですが、一番低いプランであれば、月額¥3,150(税込)〜ご契約いただくことができます。
これにより、「修正をお願いしやすくなった。」「気にせずにお願いできる。」等、お客様から嬉しい言葉をいただいております。
そして、こちらとしても「何かお困りのことはないですか?」とお客様とコミュニケーションをとりやすくなります。
もちろん、保守契約を結ばないお客様もいらっしゃいますが、結んでいただいたお客様からは好評の声をいただいております。
とまぁ、こんな具合にね、当たり前のことばかりなんですが、お客様と良好なコミュニケーションをとりつつ、スムーズな進捗に努めております。
「私はこんなことを気をつけてます!」
というような意見があれば、是非参考にさせていただきたいので、コメント、メッセージ等いただけたら嬉しいです。
お蔭様で、色々なお客様にお会いすることができ、その中でこちらも成長することができました。
「あの時こうしておけばよかったなぁ。」
ってことが結構ありまして、それらの反省をふまえつつ、最近お客様にお会いしたり、新規でお仕事をいただく場合は、自分の中で「こうしておこう」ということが明確になってきましたので、それをまとめてみたいと思います。
たまにはこうやって、フリーランスっぽい記事も書いてみようかと。
大前提に、
お客様任せにせず、こちらがまず動く。
ということを心がけています。
こちら手動で必要なものをお願いすることによって、お客様も動きやすくなります。
また、こちらが迅速に動く姿勢を見せることにより、お客様にも安心していただくことができます。
1.ヒアリングシートを準備して打ち合わせに望む。
一番最初の打ち合わせではもちろんですが、途中途中の打ち合わせでも、必ず聞かなければならないことをリスト化して望みます。
僕自身、アドリブが苦手な方なので、自分の不安を消すためにも、これとこれとこれは絶対聞いておかなければならない、とノートに書いておきます。
一番最初であれば、「どんなことをしたいですか?」とか「ターゲットはどこですか?」とか「イメージしているものに近いホームページってありますか?」とか、リニューアルであれば「何で作り直したいのですか?」等をベースに、お客様によって項目は変えます。
2.なるべく専門用語は分かりやすい言葉に変えて説明する。
これは当たり前のことだと思いますが、「Webサイト」は「ホームページ」、「ドメイン」は「ホームページアドレス」と言ったように、専門的な言葉は分かりやすい言葉で説明するように心がけています。
まずはお客様に理解していただき、心を開いていただかないといけません。
3.最初の打ち合わせで資料になりそうなものはなるべく多くもらって帰る。
メニュー表や、商品のチラシ、DM、会社案内の冊子等の参考になりそうな資料は、なるべく最初の打ち合わせでいただくようにします。
その場で、いただける資料ってありますか?って聞くと、意外にたくさんの資料を出してこられます。
とりあえずいただいて、持ち帰って精査する方が効率が良いです。
4.最初の打ち合わせである程度の外観、社内、店内写真を撮影させていただく。
「3」とかぶるのですが、あえて項目を分けます。
まず断言できることが、後で「お店の写真をいただけますか?」と聞いても、ほぼいただけません。
もしくはものすごく時間がかかります。
写真待ちで、サイト制作の進捗が滞ってしまったことが多々あったので、最初の打ち合わせでは、かならずカメラを持参します。
「撮らせていただいてもいいですか?」と聞くと、大抵のお客様は「どうぞどうぞ。」とおっしゃられます。
また、こちらのカメラ(デジタル一眼)を見せておくことによって、ちゃんと撮影してくれるんだな、とお客様にも安心していただけます。
そのお客様の気持ちに応えられるよう、もっともっとカメラの腕を上げなければなりませんがね。
▼ちなみにマイカメラがこれ。
[落下対応! 3年保険付]【ローノイズ[CMOSセンサー]搭載の中級デジ一眼】Nikon D300 ニコンデジタル一眼レフカメラボディー『1~3営業日後の発送』 価格:173,400円 |
5.メールした後は電話する。
お付き合いさせていただくお客様にもよるのですが、メールだけの連絡では、早いレスポンスは望めません。
「メールしておいたので、確認してまた返事いただけますか。」
と電話を1本入れるだけで、レスポンスは早くなります。
6.何かお願いするときは期限を設ける。
期限を設けない連絡は、なかなか返答をいただくことができません。
「明日中にご連絡いただけますか。」
と一文、一言入れるだけで、レスポンスは早くなります。
7.ドメインやレンタルサーバーの契約は代行する。
美容室様や個人で経営されている小規模店舗のお客様が多いからなのですが、ドメインってなに?レンタルサーバーってなに?というお客様がほとんです。
それぞれの概要は分かりやすく説明はしますが、必要だと納得いただいた上で、
「こちらで全部代行して契約しておきますので、その分を含めた見積もりを出させていただきますね。」
と言うと安心していただけます。
補足として、2年目以降のランニングコストは忘れずに説明しておきましょう。
8.写真を使うデザインをする時は実際に使いたいイメージの画像に近い写真を入れてデザインする。
写真をいただけないからと言って、とりあえずグレーの四角を配置して、ここに写真が入ります、と言う提示の仕方では、お客様も完成物をイメージしにくいです。
よほど専門的なイメージ画像で無い限り、レンタルフォトのサンプル画像でもなんでも良いです。
こちらがイメージしている画像を配置して、お客様にご確認いただきます。
その場合、もちろん補足は忘れずに。
「このようなイメージ画像を想定しています。問題なければ同じようなカットで撮影させていただけませんか。」とかね。
9.文章の原稿はタタキ台としてこちらである程度作成する。
お店や会社の紹介文や、プライバシーポリシー等、お客様から原稿をいただかなければならないものでも、ある程度こちらで作成して、内容に問題ないか確認していただき、追加したいものや削除したいものだけを連絡いただくようにしています。
真っ白な状態で、「文章の原稿をください。」とだけお願いしても、一般のお客様にはなかなか面倒で難しい作業なのです。
10.サイト公開後でも修正依頼をしていただきやすいように保守契約を提案する。
よく耳にするのが、「ホームページ作ったけど、ちょっとした文字の修正や画像を入れ替えるだけで、1万円くらい請求される。」「更新したいけど、更新費用がかかるんでしょ。」等、公開後の更新費用が思っていたよりも高くつくので、運営を継続していきたいけど難しい、とおっしゃるお客様が非常に多いです。
ホームページは、公開した後からが勝負です。
ドンドン更新していって、活性化していただかないと意味がありません。
うちの場合は、その更新費用をある程度見越して、簡単な文字修正や画像差し替えなどは、公開後1年間は無料で対応させていただく、年間保守契約を提案しております。
保守費は更新頻度によって金額は異なるのですが、一番低いプランであれば、月額¥3,150(税込)〜ご契約いただくことができます。
これにより、「修正をお願いしやすくなった。」「気にせずにお願いできる。」等、お客様から嬉しい言葉をいただいております。
そして、こちらとしても「何かお困りのことはないですか?」とお客様とコミュニケーションをとりやすくなります。
もちろん、保守契約を結ばないお客様もいらっしゃいますが、結んでいただいたお客様からは好評の声をいただいております。
とまぁ、こんな具合にね、当たり前のことばかりなんですが、お客様と良好なコミュニケーションをとりつつ、スムーズな進捗に努めております。
「私はこんなことを気をつけてます!」
というような意見があれば、是非参考にさせていただきたいので、コメント、メッセージ等いただけたら嬉しいです。
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