2014年02月02日
フリーランスとして働いてて嬉しいな、と思う瞬間
【この記事は、約2分30秒で読むことができます】
ちょっとツイッターにもつぶやいたのですが、今日会っていたお客さんに、僕の仕事をする上で心に留めていた言うつもりなんてなかったことを言うてしまい、その発言のおかげで、昼ごはんをおごってもらえてラッキーだったので、記事にしてみようと思います。
ごちそーさまでした!!
■フリーランスなので全て自分でやらなければなりません。
フリーランスになってから、営業はもちろん、お客さんとのやりとりも全て自分でしています。
サラリーマン時代は、ほとんどデスクワークのみで、仕事を取ってくるのは営業さん、仕事を流してくれるのはディレクターさん、という風に、完全に分業されていたので、お客さんと向き合って、お客さんの意見や想いを直接聞くことはありませんでした。
そもそも、当時はそんなことしたくもなかったし。
本当に、機械的に仕事が会社内で構築されたフローに乗って流れ作業的に流れていっていたので、上からの指示に従うだけでした。
指示されたことだけやってればよかったので、それはそれで楽だったんですけどねー。
■一人でどこまでできるのか挑戦。
そんな僕が、何を思ったか会社やめてフリーランスとして働き始めたのが4年前。
会社をやめるきっかけは色々あったのですが、一人でどこまでできるのかなぁ、という挑戦もそのきっかけのうちの一つでした。
一人でどこまでできるか。
もちろん営業も自分でやらなければなりません。
何か大きな人脈やコネがあったからやめたわけでもないので、当初は本当に地道に人づてに紹介してもらったり、電話かけたりしてました。
営業ってほんと大変ねー。
しみじみとそう思いました。
■フリーランスデビュー当初。
それでも、ポツポツと仕事がもらえるようになって、一つ一つ自分なりに一生懸命やりました。
一生懸命、「言われたことだけ」をやりました。
サラリーマン時代に染み付いたクセ、というか、お客さんがそう言うてるんやし、そうやるのが当たり前だろう。
そんな感覚でした。
でもね、やっぱりお客さんはWebの専門的な知識なんて持っている人はほとんど居ないんです。
みんながみんなそうではないですけど。
そういうお客さんたちの言うことをそのままやっていたのです。
するとやっぱり後々いろんなところでつじつまが合わなくなってくるんです。
「それは聞いてません、お客さんはそんなことおっしゃってませんでしたよね。」
と言うようなニュアンスのことを、僕も自信満々に言い放ってましたよ。
喧嘩するつもりなんてないけど、僕は間違っていない。
だって聞いてないんだから。
■フリーランスとしての気持ちの変化。
でもね、ある時、
「これはどう考えてもお客さんの言ってることはこっちじゃなくてあっちのことやろ。」
と思い、そんな大したことではなかったので、こっちの方が最善だろ、って思うことをやって、「違ってたらすぐに戻せますんで…」ということを付け加えてお客さんに伝えた所、
「おぉぉぉぉ、めっちゃ助かります!さすがプロですね!!!」
と、なんだかこちらが恐縮するくらい褒めていただいたのです。
僕としては、本当になんてこと無い15分位の作業をやってあげただけで、ここまで褒めてくれるんだ、と。
確かWordPressの機能拡張をインストールして設定してあげただけだったと思います。
そこで初めて気が付きました。
お客さんって、特に営業だけしているおじさまとかって、素人なんだなって。
気づくのが遅いですよね…。
そりゃそうだ。
会社の中にいる営業の人や、美容室やカフェのオーナーが、Webの勉強なんてしてるわけないですよね。
僕がいた会社の営業のおっちゃんも、Webのことなんて全然知らなかったやん。
■フリーランスとしてのお客さんとの向き合い方。
この時から、
「お客さんがやりたいことを最善の形でできるように、こちらから提案してやってあげよう。」
と切り替えました。
そして、
「その最善の形がちょっとしたことで実現できるのであれば、お金の話をせずにやってあげよう。」
と実践しました。
この経緯を、今日会っていたお客さんに話してたら、
「それはお金もらったらいいのに。」
とおっしゃいましたが、
「こうなるともっと良くなると思うのでお金ください、って言ってもすぐに出します、っていうお客さんってほぼ皆無なんです。じゃ、お金くれないのでやりません、ってなんか両方にとってもったいないですよねー。こうしたら良くなるっていうのが分かってるのに。僕が携わらせてもらう以上、やっぱり良いものを作って喜んでもらいたいんです。」
「だからマサさんは、費用以上のことやってくれるんですねー。こっち側からすると本当にありがたいですけど。」
もちろん、これはさすがにサービスとしてやってあげる範囲を超えている、ということはお客さんに相談してお互いの妥協点を探します。
何でもかんでもやってるわけではないです。
■僕のさじ加減ひとつ。
所詮僕はフリーランスです。
僕のさじ加減ひとつ。
こんなさじ加減で仕事のボリュームが増えたり減ったりするのは、本当は良くないと思うんですが、僕がやる以上、出来る限り良い物をお客さんに見てもらいたいと思うんです。
こんなこと、外国人は絶対やらないですよねー。
とガハガハと笑いながら話してたら、
「昼ごはんおごりますよ!!」
とお客さんに2,800円のヒレカツ定食をおごってもらえました。
うひゃ!
昼間っから超贅沢!!
そしてついでに、月極の保守契約、ワンランク上のプランにアップする方向で検討してくれるそうです。
ありがたや!
■フリーランスとしてのモチベーション
なんといいますか、僕のさじ加減でどうにかしてあげたい、と思うお客さんと仕事ができるってことが何より本当に嬉しいことです。
そして、それを汲み取ってくれて「ありがとうございます」と言ってもらえることがフリーランス冥利につきます。
その言葉で単純な僕は、もっともっと力になりたいと思うのです。
フリーランスになって、こういう思いができて、本当に幸せです。
がんばろー。
ちょっとツイッターにもつぶやいたのですが、今日会っていたお客さんに、僕の仕事をする上で心に留めていた言うつもりなんてなかったことを言うてしまい、その発言のおかげで、昼ごはんをおごってもらえてラッキーだったので、記事にしてみようと思います。
ごちそーさまでした!!
■フリーランスなので全て自分でやらなければなりません。
フリーランスになってから、営業はもちろん、お客さんとのやりとりも全て自分でしています。
サラリーマン時代は、ほとんどデスクワークのみで、仕事を取ってくるのは営業さん、仕事を流してくれるのはディレクターさん、という風に、完全に分業されていたので、お客さんと向き合って、お客さんの意見や想いを直接聞くことはありませんでした。
そもそも、当時はそんなことしたくもなかったし。
本当に、機械的に仕事が会社内で構築されたフローに乗って流れ作業的に流れていっていたので、上からの指示に従うだけでした。
指示されたことだけやってればよかったので、それはそれで楽だったんですけどねー。
■一人でどこまでできるのか挑戦。
そんな僕が、何を思ったか会社やめてフリーランスとして働き始めたのが4年前。
会社をやめるきっかけは色々あったのですが、一人でどこまでできるのかなぁ、という挑戦もそのきっかけのうちの一つでした。
一人でどこまでできるか。
もちろん営業も自分でやらなければなりません。
何か大きな人脈やコネがあったからやめたわけでもないので、当初は本当に地道に人づてに紹介してもらったり、電話かけたりしてました。
営業ってほんと大変ねー。
しみじみとそう思いました。
■フリーランスデビュー当初。
それでも、ポツポツと仕事がもらえるようになって、一つ一つ自分なりに一生懸命やりました。
一生懸命、「言われたことだけ」をやりました。
サラリーマン時代に染み付いたクセ、というか、お客さんがそう言うてるんやし、そうやるのが当たり前だろう。
そんな感覚でした。
でもね、やっぱりお客さんはWebの専門的な知識なんて持っている人はほとんど居ないんです。
みんながみんなそうではないですけど。
そういうお客さんたちの言うことをそのままやっていたのです。
するとやっぱり後々いろんなところでつじつまが合わなくなってくるんです。
「それは聞いてません、お客さんはそんなことおっしゃってませんでしたよね。」
と言うようなニュアンスのことを、僕も自信満々に言い放ってましたよ。
喧嘩するつもりなんてないけど、僕は間違っていない。
だって聞いてないんだから。
■フリーランスとしての気持ちの変化。
でもね、ある時、
「これはどう考えてもお客さんの言ってることはこっちじゃなくてあっちのことやろ。」
と思い、そんな大したことではなかったので、こっちの方が最善だろ、って思うことをやって、「違ってたらすぐに戻せますんで…」ということを付け加えてお客さんに伝えた所、
「おぉぉぉぉ、めっちゃ助かります!さすがプロですね!!!」
と、なんだかこちらが恐縮するくらい褒めていただいたのです。
僕としては、本当になんてこと無い15分位の作業をやってあげただけで、ここまで褒めてくれるんだ、と。
確かWordPressの機能拡張をインストールして設定してあげただけだったと思います。
そこで初めて気が付きました。
お客さんって、特に営業だけしているおじさまとかって、素人なんだなって。
気づくのが遅いですよね…。
そりゃそうだ。
会社の中にいる営業の人や、美容室やカフェのオーナーが、Webの勉強なんてしてるわけないですよね。
僕がいた会社の営業のおっちゃんも、Webのことなんて全然知らなかったやん。
■フリーランスとしてのお客さんとの向き合い方。
この時から、
「お客さんがやりたいことを最善の形でできるように、こちらから提案してやってあげよう。」
と切り替えました。
そして、
「その最善の形がちょっとしたことで実現できるのであれば、お金の話をせずにやってあげよう。」
と実践しました。
この経緯を、今日会っていたお客さんに話してたら、
「それはお金もらったらいいのに。」
とおっしゃいましたが、
「こうなるともっと良くなると思うのでお金ください、って言ってもすぐに出します、っていうお客さんってほぼ皆無なんです。じゃ、お金くれないのでやりません、ってなんか両方にとってもったいないですよねー。こうしたら良くなるっていうのが分かってるのに。僕が携わらせてもらう以上、やっぱり良いものを作って喜んでもらいたいんです。」
「だからマサさんは、費用以上のことやってくれるんですねー。こっち側からすると本当にありがたいですけど。」
もちろん、これはさすがにサービスとしてやってあげる範囲を超えている、ということはお客さんに相談してお互いの妥協点を探します。
何でもかんでもやってるわけではないです。
■僕のさじ加減ひとつ。
所詮僕はフリーランスです。
僕のさじ加減ひとつ。
こんなさじ加減で仕事のボリュームが増えたり減ったりするのは、本当は良くないと思うんですが、僕がやる以上、出来る限り良い物をお客さんに見てもらいたいと思うんです。
こんなこと、外国人は絶対やらないですよねー。
とガハガハと笑いながら話してたら、
「昼ごはんおごりますよ!!」
とお客さんに2,800円のヒレカツ定食をおごってもらえました。
うひゃ!
昼間っから超贅沢!!
そしてついでに、月極の保守契約、ワンランク上のプランにアップする方向で検討してくれるそうです。
ありがたや!
■フリーランスとしてのモチベーション
なんといいますか、僕のさじ加減でどうにかしてあげたい、と思うお客さんと仕事ができるってことが何より本当に嬉しいことです。
そして、それを汲み取ってくれて「ありがとうございます」と言ってもらえることがフリーランス冥利につきます。
その言葉で単純な僕は、もっともっと力になりたいと思うのです。
フリーランスになって、こういう思いができて、本当に幸せです。
がんばろー。
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/2186456
この記事へのトラックバック