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ニュースで
「ＣＭの６割、視聴者の心に届かない」
と出ていました。

調査は、男女計3000人に印象や好感を持ったここ1年のＣＭの
アンケートを取ったところ、2019社中、777社の作品は全く記載
されなかったといいます。

トップに挙げられたのはやはり、「白戸家シリーズ」のソフトバンク
だったそうです。

確かに、
ちゅちゅちゅちゅっとぅー、ちゅーらららーん
という音楽（↑？）が流れてきたら、振り返って見てしまいますね。

やはりお父さんが犬 、お兄さんが外国人というのがインパクトが
ありました。

他社との差別化を図ろうと思ったら、やはり特色が必要という
ことでしょう。

ところで。

小説でも犬 や猫 が主人公だったり、語り手だったりすること
がありますね。

そんな中、一風変わった語り手が存在するのが
宮部みゆきさん著書「長い長い殺人」です。

ちょっとびっくりするような語り手。
それは何と「お財布」なのです！

一つの事件を「刑事の財布」、「強請り屋の財布」、「探偵の財布」、
「目撃者の財布」、「犯人の財布」他、計１０個のお財布が見聞きした話
でつむいでいきます。

持ち主に合わせた性別があり、年齢口調があり、性格があり、
表現力ありの魅力溢れるお財布たちです。

密室トリックはありません。
時刻表トリックもありません。

けれどそのようなものが無くても読者をぐいぐい引っ張っていきます。

早く読み進めたいのに、終わってしまう事の惜しさに読み進めたくない。

そんな葛藤がある内容です！

この本を読めばあなたもお財布を愛おしく思うに違いありませんっ。





ところでお話は戻りますが。

ＣＭ調査研究所の代表は以下のことを述べたといいます。

「名のあるタレントやクリエイターを使えば意識に残るわけではない。
ＣＭと販売には関連性があり、印象に残らないＣＭは企業に貢献せず、
日本経済のロスですらある」

ということはですよ。

小雪さんが化粧品のCMに出ようが、私が化粧品のCMに出ようが
変わりないってことですよね？　ね？

・・・違う？　激しく違う？　

でも厚化粧して、ライト　　をがんがんに当てて貰えば、
もしかしたら私だって・・・ぶつぶつぶつ。


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