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※昨日のは「詐欺」、というより「商法」でしたね。訂正いたします。
ついでに長いです今日・・・。


街中で、絵はがきを渡してくる人、いませんか？

私は何気に受け取ってそのまま通り過ぎようとすると、
「すぐ近くでギャラリーをやっているのでどうぞ」
と声を掛けられました。

断ったのですが、5分くらいで観られるので、と言うので、
「ま、いっか」と思い、入りました。

それは「シルクスクリーン」という技法らしく、芸術的才能がない私は
まあ綺麗だなぁ、くらいしか思えませんが、順番に観ていきました。

その人はついて回るし、早く観終わりたいと、はやる気持ちを抑えつつ、
とうとう最後の一枚を観終わり、お礼を言って、踵を返した時です。

「この中で一枚選ぶとしたら、どれが一番いいですか？」
と問われました。

そこで、私は一枚を指さすと、「すごい！　僕も一番好きなんですよ！」
と言った後、「何か絵画をやっていましたか？　絵画を理解できる方が
よくあの絵を選ばれるんですよ」と言うではありませんか。

え、そう？　とちょっぴり有頂天。
（馬鹿よ私は）

そして、ちょっとお時間を下さい、と椅子を勧められたので、「ま、いっか」
と座ると、その作品と作者の素晴らしさを延々と語られます。

少々うんざりしてくる私。

するとその青年は立ち上がり、「この絵、照明を少し落とすと
雰囲気が変わるんですよ」と言って、ライトを少し落とす。

おぉ、確かに雰囲気ぐっと変わった。一粒で二度美味しい作品かも。
と思ったり。
（つかみはＯ.K.？）

するとそろそろ本題に入ってきます。

「あなたの世代で絵を購入する人が増えている」
「この技法は100年経っても色あせないので財産になる」
「大量生産ができない技法だから枚数が少ない」
と言われて、ちょっと心が揺れました。
（え。揺れちゃってるよ私）

しかし！